実験方法
キャラメルの歯へのくっつき力を 客観的に測るにはどうしたらいいか?
やり方を具体的に考えてみると、 これがなかなか難しい命題であることに気付く。
悩んだ末に私がとったのは以下の方法である。
1) まず、皿の上にキャラメルを並べて、レンジで30秒。
2) 少し冷ましてから、魚の骨抜きで挟み、それをバネばかりで引っ張って皿から引き剥がす。(お皿は動かないように手で抑える)
さあ、結果はいかに!?
レンジで30秒した後の各キャラメルの様子
こんな感じになった。
だいたいどれも程よく柔らかくなったが、 ひとつだけ過剰に柔らかくなってるやつがいる。 さすが、伊達に「ソフト」を名乗ってない。
一方、アーモンドグリコなどは30秒ではほとんど変化が見られなかった。
では次に、これらを引っ張ってみるとしよう。
1) 森永ミルクキャラメル
バネばかりが0.8kgを示したところで、 キャラメルがグニャッと曲がって金具がすっぽ抜けた!
実験は失敗だ。
が、すでに皿の上では他のキャラメルがスタンバイしてる。 なので、このまま実験を続けることにした。
2) 明治サイコロキャラメル
バネばかりの数値は0.4kgほどだった。
3) アーモングリコ
最初からくっついてなかった。
4) 森永ハイソフト
アーモンドグリコとは対照的な結果だ。
5) 札幌ビールキャラメル
ビールキャラメルは小粒なので、用意したハサミ(=魚の骨抜き)ではサイズ的に外れやすかったかも。そしてビールキャラメルは見た目よりずっと強力にへばりついていた。
6) 男爵キャラメル
けっこう粘ったが(文字通り)、0.7kgくらいのところでやはり金具が外れた。
ということで、とりあえず実験器具のまずさが露呈するだけの結果となった。
キャラメルのくっつき
ちなみに、上の写真だけではキャラメルのくっつき力の凄さが見えないと思うのでこちらもご覧頂きたい。
キャラメル部分だけをつまんで持ち上げても、余裕でお皿が中に浮く。
さて、では実験方法を改めて もう一度きちんと測定したいと思う。