ハウツゥおれの曲作り
ひよせさんには僕との会話から僕のパーソナリティを探り出してもらい、それを曲にしてもらうことにした。
照れ隠しに一般的な話から入る。そもそも曲ってどうやって作り始めるものなんだろうか。ひよせさんに聞いてみた。
「私の場合、鼻歌から出来ることが多いですね。詩とメロディが合わさって出てくる感じでしょうか。それに肉付けして形にしていきます」
--こうやって外で作るとインスピレーションが降りてくる、なんてこともありそうですよね
「部屋の中で作りますね。落ち着いた場所じゃないと、やっぱり集中できなくて難しいです」
--で、ですよねー
この後もずれた歯車はきしみながら回り続け、僕とひよせさんとのやりとりは続いた。 |