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土曜ワイド工場
 
阿佐ヶ谷たいやき戦争勃発!?


「最近どうですかあ」
「最近? あのね、近所がたいやき屋だらけになりましたよ」
「…へ?」
某バーのマスターと話してたら、そんな話題になった。
なんでも阿佐ヶ谷には最近、6店舗ものたいやき屋が営業中だという。
「なんでまたそんな大量に。確かにたいやきは流行ってるけど、どうして阿佐ヶ谷に集中しちゃってるんですかねえ」
「なんでですかねえ。うちの奥さんが買ってくるので、食べてはみるんだけど…」
「味、どうですか? 違いがありますか?」
「うーん、そんなに甘いもの好きじゃないんで、よく分からないですねえ」
「えー」
「機会があったら、食べてみるといいですよ」
マスターはメモ帳をやぶって、大雑把な「たいやき屋マップ」を書いてくれた。

で、せっかくなので、中央線・阿佐ヶ谷駅に出かけてみたわけです…。

大塚 幸代

ふっといたいやき、「横浜くりこ庵」

まずは駅ビル「ダイヤ街」の中にある、「横浜くりこ庵」に行ってみました。
神奈川・東京・千葉・埼玉に17店舗あるという、新しめのチェーン店。
味の種類は、季節によって、ずんだあん、さくらあん、苺クリームあん等、30種類くらいあるんだとか。
本日は、基本の小倉あんと、紫いもあんをチョイス。


うーん、なんだか、まるっこい。

そして、ぶあつい。ぶあつすぎる。

ものすごくふかふかでした。ホットケーキとまではいかないけれど、その位の勢いのある、フカフカ具合でした。スゲー。
そして、しっぽまで、あんこびっしり。

甘さは控えてない…感じがしました。しっかり甘い。これで一食済みそうです。朝食とかにいいかも。

 

白たいやき元祖の店!?

お次は、南口パールセンター(商店街)内の、「たいやき本舗 藤家」。
なんでも、「白たいやき=タピオカの粉を練り込んだモチモチ生地」は、福岡県大牟田が発祥の地らしいのですが…、
そこに本店のある、由緒正しいお店、のようです。
全国展開中で、東京にも既に5店舗オープンしている模様。


うーん、白い。白いね!

白いと透けて、あんこがどうやって入ってるのか、分かってしまいますね。

お、思った通りのところに、あんこが入っていましたよ。甘さは控えめ。

キャラメルと豆乳クリーム。

豆乳はやさしい甘さで、生地はモチモチしてて、何かこう、「すあま」を食べてるような気分になる一品でした。
そう、白たいやきは「和菓子」っぽいんです。

 

派手な、羽根つきたいやき



駅北口、パサージュ(ショッピングモール)の一角にあるのが、木村屋のたいやき。
宮崎県発のカツカレーチェーン店、バレーカレーに併設されてて、どうも経営が同じようです。
たいやきにも「カレーチーズ」味がありました。


こんなにも羽根が!! キャー!!

この店は、味を間違えないように、小袋に入れてくれます。ちなみに「子持ち」味というのは、白玉入りあんこのこと。

厚さは薄めで、パリパリしております。

カレーは欧風カレーなんですが、ナンにカレー付けて食べた時のような…、そんな味がしました。まあ、カレーパンとそんなに遠くない味です。


 次は、いろんな色のたいやきを食べます  >
 

 
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