極太
川が大きめだと水管橋も太い。 この太さなら「腹ばい」という新たなやり方でもいけそうだな、とつい頭の中で検討を始めてしまう。
トゲトゲも一回り大きくなって 「ここは橋じゃないよ」 と世のバカどもに訴えている。
オーソドックス
私の行動圏にあって、よく見かける「渡り止め」はこのタイプが多い。
ちょうど、先ほど見た極太タイプの径を小さくしたような形をしている。というわけで、これを一応、私の中でのスタンダードとしている。
ゴージャス
こちらは太さが微妙に異なるパイプが4本。 色も赤く、かなりのインパクト。
そして渡り禁止を訴えるトゲトゲは、まとめてひとつ 大きいのが付いている。
反対側に回ってみると、メンテナンス用の階段と扉が付けられている。こちらは放射状のトゲトゲではなく、普通の格子状の柵で塞がれてる。と、思いきや…。
これ意味あんの? と思うほど、横がガラ開き。
まあ、 「入ってはいけないんだな」 という意志は感じられるので、それでよしとしよう。。
これは究極!?
さて最後に、私が見た中で最も“これはすごい”と思ったものをご覧頂きたい。
正直なところ、ここまで見てきたのはこれを見ていただくための伏線だったと言っても過言ではない。
と、いきなり場所が動物園になるわけだが、 しかしその設置場所がすごい。
右がライオンがいるゾーン、左が猿がいるゾーンで、その間を隔てている壁の端っこに、例の物がついているのだ。 ここ渡ろうとする人いるんだろうか?
人が歩いて渡るための壁ではないことくらい、誰がどう見たって明白だろう。想定しているシーン、防ごうとしている対象のバカっぽさが水管橋の比じゃない。
しかも、仮に落ちずに壁の上を移動できたとしても、さらにその先には象のエリアがあり、今度は直接鼻アタックにさらされるという脅威が待っているのだ。
もし、このやばさが分からないようであれば、ライオンの餌になってしまっても致し方ない、と思わざるを得ない。