ステージでは「振り込め詐欺」防止のための寸劇なんかも行われていた。「オレオレ、オレだけど、事故起こしちゃってー」……思いっきり棒読みだった。いい意味で、ゆるくて心地よい雰囲気だ。
この、呉肉じゃが。ご当地グルメブームの昨今、呉と親交のある舞鶴や横須賀に出店したりと、大活躍中だ。
安く、おいしく、人気があるので、出店すると、すぐに売り切れてしまう。本拠地に乗り込めば、ゆっくりたっぷり食べられるだろうと思って東京から行ったのだった。ドンピシャだった。
「パトカーの写生」の横で、じっくり味わうことが出来た。しあわせ…。
■シチューが転じて肉じゃがになった?
「くれ肉じゃがの会」広報の佐野さんにお話をきいた。
--肉じゃがの会って、どういう団体なんですか?
呉の有志によるものですね、会員は200人くらい。
--どうして呉が、肉じゃがで有名なんですか?
もともと、肉じゃがのルーツは海軍さんなんです。
英国に留学経験のある東郷さん(東郷平八郎)が、シチューの材料に醤油を入れたのではないか…という説が有力です。
英国時代に日本が恋しくて作ったのか、帰郷してから作ったのか、呉にいた時に作ったのか、舞鶴にいた時に作ったのか、そのへんは論争になっているんですけど(笑)。 |