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ちしきの金曜日
 
韓国は団地天国だった

■ソウル、団地の海。

ここで、ちょっとソウルがどれだけ団地天国かというのを、航空写真で証明しようじゃないか。

以下は上から同縮尺の、ソウル、東京、マンハッタンだ。びっくりするよ。



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ほんと団地だらけのソウル。これと同縮尺で東京を見ると。

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びっくりするぐらい真っ平ら。右端に見える高層ビル群が新宿。いかにソウルの団地が巨大で広大で広範囲にわたっているかがよく分かる。

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くどいようだが、同縮尺。摩天楼といえばマンハッタンだが、これと見比べると、ソウルの団地こそが摩天楼なのではないかと思わされる。

 

■カスタマイズベランダ

さて、韓国の団地の特徴を急ぎ足で解説しよう。急ぎ足じゃないと、ぼく、三日三晩解説しちゃうからさ。

まず、韓国の団地は背が高い。日本の団地のような4階建てとかほとんどない。

そして、ベランダがない。ないというか、サンルームみたいになっている。これは、ベランダに自前でガラスなどを張って囲うことでそうなっているのだという。冬場のソウルはかなり寒いのでこういう北国らしいカスタマイズがなされるのだとか。


ベランダにガラスなどが張り巡らされ、さながらサンルームのようになっている。
こちらは通路側だが、やはり防寒のためところどころにガラスが張られている。これも住民の方によるカスタマイズ。こういうの、日本ではないね。

だんだん、もはやこのページ誰も読んでないんじゃないかという気がしてきたが、先へ進める。

 

■引っ越しはベランダから

団地を巡っているうちに、多くの団地の屋上にクレーンのようななぞの設備があることに気がついた。


屋上左右になぞの設備があるのにお気づきだろうか。これ、最初は何だか分からなかった。

なんだろう、これ、と思っていたら、別の団地で驚くべき光景に出くわした。


みたことない重機。なにやってるの?

なんと部屋の中の家財道具を窓から出してました。

高層階でも、エレベーターは使いません。

きけば、韓国では団地における引っ越しにエレベーターは使用しないそうなのだ。で、こうやって窓から重機を使って出し入れする。前述の屋上のクレーンはそのための設備なのだとか。すごい。かっこいい。欲しい。

 

■最後にぼくのお気に入りの団地を

ほかにも語りたいことはたくさんある。団地のサイドにエンブレムがある、とか、敷地は城壁のように囲まれている、とか、団地駐車場の陣取り合戦が過酷だ、とか。

しかし、それらの解説を始めるとたぶんページ数が10ページぐらいになる。ニフティのサーバースペースや帯域をそういうもので占領してはなるまい。ここはぐっとこらえて締めよう。

ただ、最後にぼくが気に入ったソウルの団地ベスト2は紹介させてほしい。誰の得にもならんが、これを見せないわけにはいかない。


団地らしい冴えない色づかいとソリッドな造形。すばらしい。持って帰りたい。これを買い上げることができるぐらい円高にならないものか。

こちらはこちらで団地らしい浮かれ具合のカラーリングがキュート。かなりの年季ですすけている点もぐっとくる。そして、なにより、でかい。
ベランダ側はこんな。前述したサンルームカスタマイズが醸し出すテクスチャがかわいい。

いつも、すまん。

いつにもまして賛同を得られにくい内容で申し訳なかった。最近、工場とか高架下建築とかばっかりだったから、団地への情熱が吹き出してしまいました。

といいつつ、工場のイベントをやります。

「工場萌えF」出版記念です。

4月5日(日)14時、東武百貨店池袋店にて。定員70名で、入場無料です。すてきな工場写真と工場鑑賞最新情報を、著者のぼく大山と石井さんがスライド&トークショー形式でお届けします。「工場ナイト」みたいな感じになるかと。

みなさん、ぜひ。詳しくはこちら


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