デイリーポータルZロゴ
このサイトについて

ひらめきの月曜日
 
甘くないカントリーマアムと羊羹

デイリーポータルのグッズ企画会議

打ち合わせはショッピングの中村さんと編集部の安藤さんと古賀の3人で行った。今後のデイリーポータルのグッズ販売の展望を軸に話し合われたのだが、どうしても安藤さんがタライを売りたいというのだ。

オリジナルのタライを売ればもうかるのではと安藤さんは言うが、中村さんも私もそれはリスキーなのではという意見だった。在庫もかさばるし、人がそれほどタライを必要としているかは分からない。

何にせよ5月ごろまでには新商品を投入しようということを決定するまでで結局、具体的に何を制作するかは決まらずじまいで時間いっぱいになってしまった。


タライはやっぱりやめましょう

急いで紙芝居に

さて、そんなストアの打ち合わせが終わったら内容を急いで紙芝居にしよう。中村さん、安藤さんとの打ち合わせはランチミーティングだったため、昼休み終了後に大急ぎで作業した。打ち合わせ内容を報告するチームミーティングが14時からなのだ。

ビジネスシーンにおいて資料作りにはスピードが求められるが、その意味ではちょっと紙芝居は向かないかもしれない。糊が手についてベタベタしたりするのだ。


パソコンで原稿を作って出力して切って張って。急げ急げ できたー!

チーム会で発表

1時間という時間のないなかでなんとか紙芝居は仕上がった。いそいそと作ったばかりの紙芝居と木枠を持ってチーム会に参加する。編集部のメンバーからそれぞれ担当作業の進捗が発表され、いよいよ出番が回ってきた。

「古賀さん、ストアの打ち合わせどうなりました?」

は、はいっ!


チーム会に持ってきた、ノートパソコンではなく紙芝居舞台 上演中

思いのほかの好評

作っている段階で薄々気づいていた。これ、紙芝居なしで話せばだいたい10秒ぐらいで終わる報告なんじゃないか。編集部のみんなを前にしておっかなびっくりの紙芝居となったのだが……、

これがなんと、結果は大好評だった。そういえば、本気のプレゼンに使うパワーポイントのスライドも基本的には紙芝居と同じだ。編集部 工藤さんなどは「これ(木枠の舞台)、ノートパソコンとか持ち運ぶより楽そうだしいいですね」とまで言ってしまっていた。

明らかに言いすぎではあるが、まさか、まさか、たまにはみんなプレゼンに紙芝居使うのもいいかもしれないぜ、と言える結果であった。

紙芝居でみんなも笑顔になった。マジで。すごいぞ紙芝居。


これ、いいわねえ

けれど紙芝居はやはり普通の紙芝居がいいという思い

とはいえ、普通に考えて日常的に紙芝居を使って何かをアナウンスしようというのは難しいと思う。ので、これからどうやってたくさん紙芝居と触れ合おうかと思うとそれはやっぱり普通の紙芝居を読もうかなあということなのだった。なんだい。

でも、今回自分で紙芝居を作るためにいろいろ読んでみたのだが、図書館には面白いのがかなりたくさんあるんですよ。偉人伝とかがあったと思ったら唐突に「ジャガイモ」とか「めだか」とか、動植物の一生を追う理科っぽいのもあったり。

本編とバランスをとるかのように最後にまともなことを書く次第です。

最後にテレビアニメを紙芝居にしてみようとしたのだが、それは普通の紙芝居だった(それにしてもこの絵の下手さはどうにかならないか)

 <もどる ▽この記事のトップへ  
 
 
関連記事
紙しばい・おかずアイスを考える
どうでもいいことをプレゼン資料にする
声に出して読みたい

 

▲トップに戻る バックナンバーいちらんへ

個人情報保護ポリシー
© DailyPortalZ Inc. All Rights Reserved.