以前中国でレストランを経営している日本人と話をしたところ、中国のレストランのセオリーは、とにかくいろんな種類の食事を提供すること、それがいいレストランだとしている。
この店もセオリー通り、揚州チャーハン以外にも、別のご飯ものやら青椒肉絲(チンジャオロースー)なども用意している。でも客は知っている。皆揚州炒飯を黙々と食べているのだ。
流石だ。皆が皆、揚州チャーハンを食べる光景なんて、他にはまずありあえない。この店ならではの光景なのだ。
そんな光景を感動してみていたら、いよいよ店員さんが揚州チャーハンを持ってきた。 |