さて、新幹線が開通した現在、なぜわざわざ遠まわりのローカル線を通る特急が走っているのでしょうか。
このルートが単なるローカル線と違うのは「はやとの風」が発車してから気づきました。
はとバスツアーのような特急列車
列車に乗り込むときに制服を着たお姉さんが挨拶してくれたので、女性の車掌さんなのかと思ったらこの方はいわゆる客室乗務員。切符のチェックだけでなく沿線の案内やお土産の販売までしていました。
近くの席に酔っぱらったおじさんのグループがいて、「姉ちゃんどこの人なの」なんてちょっかいを出していたのですが、笑顔で応えながら全員にビールとおつまみ、あと「限定なんです」と畳み掛けてプリンまで売っていました。さすが1枚上手だ!
発車してしばらく快走していましたが、列車がブレーキをかけて徐行しました。そのとき「右手をご覧ください」とさっきのお姉さんのアナウンスが。すると目の前には青い錦江湾、そして雄大な桜島がそびえていました。 |