デイリーポータルZロゴ
このサイトについて


チャレンジの日曜日
 
動く目の錯覚で自転車を動かす

白い壁を発見

自転車でうろうろすること30分、ようやく白い背景を見つけました


工事現場のフェンスです

人目を気にしながらさっそく写真を撮ってみます。

回って見える?

ん?なんか一瞬回って見えるような気がしたのは僕だけでしょうか。背景が白になったのが効果的だったのか、単に僕の目が錯視に慣れてきたせいなのかよくわかりませんが、今までで一番良かったような気がします。たぶん。

自転車じゃないものはどうだろう

自転車で頑張るのにもそろそろ飽きてきたので、気分を変えて自転車以外の物にも錯視図形を取り付けてみます。

 
ペンギン
回るペンギン
 
とりあえず目に付いたペンギンに取り付けてみました。が、なんなんでしょうか。そもそもペンギンが回るという想像ができないので、視覚のほうも全く騙されてくれません。せめて丸いものに付けないといけないのか。
 
回るテーブル
回るマンホール
 
回るピザ

ところかまわず丸いものを狙って回転錯視を取り付けてみました。その他のものはともかく、テーブルが一瞬回って見えたりするんですが、それは僕だけでしょうか。テーブル見て、横のマンホール見ると、なんとなくテーブルが回ってるような・・・。

やっぱり丸いものに取り付けるとほんの少しだけ効果があるのかもしれません。では今度は丸いものにこだわらず、手当たり次第に錯視図形を取り付けてみることにします。

   
回る焼肉

焼肉、いいですね。回るとか回らないとか関係なく、焼肉はいいと思います。

     
回るカルビとハラミ

カルビとハラミ、いいです。ハーフサイズで頼めばいろんな味が楽しめます。

 
焼肉はたいへん美味しいです

気がつけば錯視図形のこと忘れて普通に焼肉食べてますが、いいと思います。だって美味しいものを目の前にして食べずにはいられませんから。

 

 見失いました

いろいろやっているうちにうっかり一人焼肉をしてしまうくらい途中から見失いました。錯視図形をどうしたらいいのかわからなくなり、いつのまにか焼肉を利用して現実逃避をしていたんだと思います。楽しさの裏に隠れる辛さ、これも一種の錯覚だと思います。いや、きっとそうです。錯覚は、人間が生きていくために必要な現象なのです。

今回、錯視図形が全く回転して見えなかったという方、何のことやらわからなくてつまらなかったと思います。すいません。ですが、北岡先生のページには「錯視はない方が生存には有利と思います」と記述されていたりしますので、回って見えなくてもあまり気にしなくていいと思います。

でもちょっと待って。錯視はない方が生存に有利ってことは、やっぱり僕の現実逃避は正当化できるものじゃないんじゃないか。

水のグラスが大きかったという小さな発見に行き着いて我に返る

< もどる ▽この記事のトップへ  

 
 
関連記事
錯視を使って見えないけど見えるモザイク
ものの大きさ変わる箱
小さい人、あらわる。

 

 
Ad by DailyPortalZ
 

▲トップに戻る バックナンバーいちらんへ
個人情報保護ポリシー
© DailyPortalZ Inc. All Rights Reserved.