1) まずは巨木ロード
最初に向かうのは以前「長崎の巨木ロード」という記事で紹介したところにした。
ちなみに出発は市内のどこからでもOK。 タクシーだけに、宿泊してるホテルまで迎えに来てくれる。
これはビジュアル的にもかなりインパクトがあり楽しめるのではないかと思う。が、気になったのは、あくまでもこれは道路であり目的地的なものではないところだ。
一応、巨木群を抜けた先に立山公園という桜の名所があるのだが、車を降りてわざわざ見に行くには中途半端なところだ。
なので、 「ここはまあ、通り過ぎるだけでいいでしょう。」 ということに。
しかし、そういうのもいいかもしれない。 車に乗りっぱなしでひたすら車窓からの眺めを楽しむだけのツアー。一回も降りない。面倒くさがり屋にはうってつけのツアーと言えよう。
ちなみに、「巨木ロード」と言うのは私が勝手に付けた名前で、本当は「六角道(ろっかくどう)」と呼ぶそうです。
1.5) 「家みっちり感」ある山からの眺め
次は長崎観光の定番・稲佐山へと向かう。 稲佐山へ向かう途中は、山の上の道を通ってもらった。 長崎特有の“家みっちり感”を味わえるからだ。
途中、森田さんが 「こっち通ってみましょうか。」 と言って一方通行の狭い路地へと進む。
すごくいい。 長崎の市街地はテキトーに入っていくとどんどん道が狭くなっていき、やがて行き止まりになってバックを余儀なくされる。そういうことが多々あって、なかなか自分の運転で冒険するのは危なっかしくてできない。
ところがタクシーなら安心して冒険できる。楽しい。そういえば今までタクシーって目的地までできる限り最短距離で行ってほしいとばかり思ってて、どうでもいい道を走ってくれと思ったことが一度もなかった。意外なところに斬新さがあった。
まぁでも、あくまでもこれは「オプション」ということにしておこう。牛丼家で「つゆだく」と言うノリで 「狭い道ひとつ」 と言うと少し遠回りしてくれる、みたいな。
この後、有名なお墓がある坂本国際墓地の横なども通ったが、基本はスルー。もちろん、寄ってみたい場合は言えばいつでも止まってくれる。そのへんはバスとか電車とかと違って自由度が高い。
2) 稲佐山
有名スポットもひとつくらいは入れておかないと申し訳ない、というか満足感が得られないかもしれないという思いからコースに入れてみた長崎観光の定番・稲佐山。
稲佐山は長崎観光の定番ではあるのだが、路面電車が近くを通ってないのでタクシーでないと微妙に行きづらいスポットでもある。
森田さんはちゃんぽん、私はトルコライスをオーダー。長崎の人はこんな感じでほんと普通に長崎名物を食べてます。