澤「ほとんど本人じゃないですか?試合で出したあとに技名募集ってこともありますけど」
M「武藤敬司の必殺技『シャイニングウィザード』なんかは応募でしたね」
−−だいたい試合で技出して後から名前発表、みたいな。
澤「そうですね。試合後に記者が確認に来てそこで発表、みたいな感じで。でも、だいたい新技が出来てそれから名前考えますけど、逆に先に名前あってどうしようかな、ってのもありますね(笑)」
−−名前と技のイメージが合ってないのは名前先ぽいなぁ。澤選手の必殺技というと振りかぶってのパンチ、通称『イラブパンチ』てのがあります。あれはやはり伊良部投手から?
澤「そうですね、スポーツマンらしくなくて好きだったんですよ。ふてぶてしいヒールレスラーぽさが。それで名前付けてみました」
M「恐喝で捕まっちゃいましたけど(苦笑)」
澤「あえて名前は使い続けます!あとはフィニッシュで『卍固め』使うことが多いんですけど、尊敬の念を込めて『お卍固め』って言ってますね、ハイ」
M「やらしい意味じゃなくてね(笑)」
澤「尊敬の念ですから!あとこの前初めて知ったんですけど、マスコミにリリースする時は必ず日本語訳にしなきゃいけないらしいんですよ。『片エビ固め』とか、『アームロック』だったら『腕固め』とか。今も基本はそうらしいんです。かなり崩れてはきたみたいですけど」
−−昔は『ジャーマンスープレックス=原爆固め』みたいな和名がだいたいありましたよね。
M「ずいぶん無理矢理な日本語訳も多かったよね!アドリアン・アドニスの『マンハッタンドロップ』が『摩天楼式落とし』とか(笑)。『カーフブランディング』の『仔牛の焼き印押し』なんて格好いいけどさ」 |