焼き芋会のときに知った芋の種類の多さ
まず言い訳をしたいのだが、上記で回想した子どもの頃の芋に対する誤解は、子どもといっても相当子ども、幼稚園に入るか入らないかくらいのことだと思う。
みんなで近くの公園で落ち葉の掃除のあとに焼き芋をやったときだ。「じゃがいもとさつまいも、どっちがいい?」と聞かれて、「え? どういう意味?」と思ったのだ。
間髪入れず、周りの子どもたちが「さつまいも! さつまいも!」と言ったので私も合わせて「さつまいも!」と言い、そのときに芋に種類があるということを知ったのだった。
ものすごくヒヤッとした。危なく私の無知がばれるところであったと。その「ヒヤッと」のインパクトの強さのおかげででこの事件を覚えていたのだと思う。これ、おそらく私の一番古い記憶なのだ。
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