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ひらめきの月曜日
 
ズルを駆使して脚を長く見せるズボンづくり
 


 どういう起源なのかはわからないが、かっこよさの基準の一つに「脚が長い」という要素がある。

 欧米の人たちと比べると、日本人は不利だとされる点としてもよく言われるだろう。ネットで検索をかけると、「脚長スーツ」や「脚長美脚サンダル」など、脚が長く見えることをセールスポイントとした商品が多々あることからも、人々の脚長への憧れはよくわかる。

 相当根強いと思われる脚長信仰。残念ながら個人的には脚の長い方ではない。

 しかし、だからこそ知恵を働かせる余地があるというものだ。騙しやズルといったテクニックを活用して、なんとか脚を長く見せるズボンを作れないか研究してみた。

小野法師丸



●素材がダメならズルでも知恵を働かそう

  中学生くらいの頃からこれまでずっとさいなまれてきた、「脚が長い」=「かっこいい」という図式。残念ながら、自分の脚は長い方ではないと思う。


「父親の服を着こなす」より
「ザ・ビックカメラマン」より

 自分の写真を見るにつけても、がっかり感は枚挙にいとまがない。日常生活の中でいつの間にかそのことを忘れていても、テレビでSMAPを見るたびによみがえってくる劣等感。

 今さら脚そのものを実際に長くするというのも無理だろう。もしかしたらそういう方法もあるのかもしれないが、できれば努力はしたくない。

 ならば知恵を働かせようではないか。長い脚は持っていなくても、騙しのテクニックならば多少はある。


脚長ズボン1号

 そういうわけで、妻に頼んで作ってもらったのがこのズボン。このズボン単体の写真だと、その特徴がよくわからないと思うが、普通のズボンと股の分かれ目の部分を合わせて重ねると伝わるだろう。


異常な股上

 そう、このズボン、一般的なズボンと比べて股上がかなり深いのだ。

 脚を長く見せるに当たって、ズボンの股上というのはかなり重要な要素だろう。仮にズボンを履いている部分が脚だと見えるならば、深い股上は脚を長く見せることにつながると言えるはずだ。

 見たことない深さの股上。では実際に履いてみよう。


履きづらいのが欠点
あー…

 鏡に映った自分を見て微妙な気持ちになる。これは脚が長く見えると言っていいのだろうか。

 なんとか自分を表現しようとして思いついた言葉は、「なんだか極端なズボンを履いた人」という感じ。決してかっこよくはない。むしろかっこ悪い方へにじりよった風でもある。

 どこかで見たことがある感じもするな…と思い当たった。川の中に入って釣りをする人たちがこんなズボンを履いているだろう。確かにあれは、おしゃれという意味では別にかっこよくはない。

 残念ながらこの試みは失敗だ。ここであきらめずに、他の方法を考えてみよう。


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