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土曜ワイド工場
 
湯たんぽを水筒としてピクニックに持っていく

バックに湯たんぽが入ってることをいまさら変に思ったり。
この時点ではまだ熱い湯たんぽ

目的地には着いたので、湯たんぽをバックから取り出してみる。

出発地点からここにくるまで約50分程経過してるけど、それでもまだ湯たんぽは素手で持てないほど熱い。バックの中もかなりホカホカ。手を突っ込むと気持ちいい。

足も入れれば頭寒足熱でもっと気持ちいいかもしれないが、その姿を想像すると出来なかった。

 


とりあえず置いてみたり。

 

湯たんぽのお湯でカップ麺は出来るか

置いたりしてないで、湯たんぽが冷めないうちに水筒としての機能をテストしよう。

まずはカップ麺に中のお湯を入れてちゃんと出来るかどうか。湯たんぽのお湯を注いで3分待ってみる。


中の湯は52.6℃。これでカップ麺は出来るのか。
溝部分を利用するとうまいこと注げます。じつに豆知識。
普段食べてるカップ麺は何度だっけ。
5分経ちました

3分待とうとボーッとしてたら5分経ってました。

ノビノビになっては困ると慌てて開けて確認してみる。うん、見た目ではちゃんと出来てるかどうかはなにも分からない。

そこで温度計を入れてみると43.6℃だった。それはカップ麺にとって熱いのかぬるいのか。

 

三脚を忘れたのでバックの上に置いて撮ったら、青の面積が多すぎる写真に。あと塔。

とりあえず食べてみた感想。

・ぬるい
・麺が固いところと柔らかいところがある
・揚げは大丈夫

食べられないこともないけど進んでは食べたくないレベル。お湯のぬるさも二日目のお風呂といった感じで、ちょうど「うへぇぬるいっ」と言っちゃうぐらい。これなら素直に魔法瓶の方がいい。

実用度は50%ぐらいだろうか。湯たんぽのお湯は湯たんぽの外に出ると案外熱くないのかもしれない。

 

お弁当は温められるか

途中で買って湯たんぽと一緒に入れてたお弁当はどうだろう。湯たんぽパワーでホカホカ弁当になってるだろうか。

結論から言わせてもらいますと、冷めてました。

いやそれにはちゃんとワケがある。着いたときには確かにホカホカだったのだ。しかしカップ麺であーだこーだやって湯たんぽから離してるうちに冷めてしまった。

あとこういう写真を撮ってたのも冷めた原因。


こういう写真。

もう一度温め直す必要があるので、再び湯たんぽと共にお弁当をバックに入れてしばらく待つことに。


湯たんぽレンジやり直し。
温め中。

そこらへんをブラブラしつつ、10分後、お弁当をバックから出した。そしたら


あったかい!
あったかい記念に思わず記念写真。

やった。ホカホカだ。弁当全体から確かな熱を感じる。これは成功ではないか、感激して思わず記念写真を撮ってしまった。

さっそく食べやすいところに移動してホカホカの弁当を食べてみる。


あ、移動してる間に冷めた。

封を開けて、ちょっと場所移動してる間に弁当は冷めていた。えー。

さっきまでホカホカだったのにその冷める勢いはなんなんだ。10分温めて10秒ぐらいで冷めるのは時空がおかしいだろう。

分子から温める電子レンジに比べて表面的に温める湯たんぽではそんなものなのか。とりあえずあの記念写真は返して欲しい。実用度30%。

ちなみに場所を移動した理由は、小さいクモがたくさんいたからです。そりゃ仕方ない。

 

つめた〜いお茶はあたたか〜いになるか

次は買ったとき冷たいお茶があたたかいお茶に変身してるかどうか。

お茶は一度も外に出さずバックの中に入れていたので結構温まってると思う。


あたたかいお茶が飲みたいので頼みます。
カップ麺が40℃ぐらいでぬるかったことを考えると、


三脚を使わずに自分取りするとダイナミックになる法則を発見した。

ぬる〜い。

あたたか〜いでもつめた〜いでもなく、実にぬるかった。これは三日目のお風呂だ。

ただそれでも買ったとき冷たかったやつを25℃まで上げたのだから、元々あたたかいお茶を入れておけばかなり長い時間保温することが出来るはず。

冷たい→ぬるい なら 温かい→とても温かい だろう。

そういった理由で実用度80%。


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