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はっけんの水曜日
 
憧れのきのこ狩り入門

もの凄い量のきのこが集まった

ちょうど疲れてきたところで集合時間になったので集合場所に戻ってみると、すでに会員達がとってきたきのこを所狭しと種類別に並べていた。これがすごい種類と量なのである。


なんだかスケールのおかしいきのこが混ざっている気がする。 骨董市と地方の朝市を足したような、よくわからない雰囲気。

ここは日本だぞといいたくなるほどに大きく成長したきのこ、サンゴのようなきのこ、妙にカラフルなきのこなど、見たこともないようなきのこがたくさん。

なるほど観察会というだけあって、確かに観察のしがいがあるきのこの種類である。


ざっくりとした分類のフウセンタケ属。ベニタケ同様に種類が多く、まだまだ名前のないきのこも多いそうです。 ここは昔海だったのかと思ってしまうようなサンゴ型のきのこ。

千葉県内では高値で取引されるというハツタケ。地方によって珍重されるきのこが違うんだそうです。 青くて毒々しいけれど、これも同じく高級品だそうです。

「香りマツタケ味シメジ」のシメジがこれ。採りたかった! もの凄い量が集まったクサウラベニタケ。

 

最後はきのこ勉強会

大体の分類が終わると、最後に博物館勤務の専門家から、種類ごとの特徴や見分け方などの講座が待っていたのだが、正直ほとんど理解できなかった。

悔しいので、今年の冬はコタツに入ってきのこ図鑑を読むことにした。


ワカラナーイ。

それでも今日の勉強会でひとつだけはっきりと覚えたのは、過去に千葉県内でマツタケが収穫された例が一件もないということ。韓国やカナダあたりでも獲れるマツタケが千葉県でとれないとは意外だ。

みんなも千葉県内でマツタケを見つけたら、食べる前に千葉県立中央博物館に連絡をしよう。


迷彩服のおじさんから、憧れの天然マイタケの炊きこみご飯おにぎりをいただきました。謹んで舞い踊らせていただきます。 クサウラベニタケ、ではなくて、ウラベニホテイシメジの煮物。ちょっとほろ苦くてうまい。

 

めずらしいきのこをもらった

どわーっと広げられたきのこ達は、勉強会のあとで食べられるものは採ってきた人が持ち帰るのだが、食べれば食べられるけれど普通は食べないような、微妙な立場のきのこは残ってしまう。

土に返すのももったいないので、ちょっともらって食べてみることにした。


カラカサタケ。桁外れの大きさが伝わるだろうか。マウスオーバーで大きさを実感! ノウタケ。割ってみて中が綺麗なら食べられるそうです。マウスオーバーで真っ二つ!

本当に食えるのかな、このきのこ達。

 
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