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ひらめきの月曜日
 
OPP袋の効果と魅力に迫る
袋の力に驚こう!

これは誰もいらないだろうと思っていたものが、袋につめたら一気に魅力的な物になった、という体験をした。何って、OPP袋という、よくお店で商品が入っているような、透明のフィルムの袋に詰めただけだ。

もちろん、一緒につめたほかのものが元々魅力的だったということもあるが、それにしてもラッピング後の変わりようといったら劇的といってもいいくらいだった。

OPP袋って、もしかしてものすごいものなんじゃないか。街でのOPP袋の活躍ぶりをウォッチ、さらにいろいろとOPP袋に入れてその効果と魅力に迫りたい。

(text by 古賀及子

オマケのつもりが まさか豪華に

ことの発端は、「鳴子」だった。イベント時の物販に、過去の記事で使った物をオマケにしてみてはどうかという話になったのだ。

あまり豪華では通販で買った方に申し訳なく、絶妙に「欲しいような欲しくないような」と白羽の矢が立ったのが「鳴子」。過去の企画で作った、忍者屋敷の仕掛けのガラガラである(使った記事はこちら)。


これ。手作りの鳴子

誰もいらなくて、オマケとして効果を全く期待できないというのも困るので、記事を出力したものと缶バッジ、ラバーバンドなどをセットにして袋詰めしてみた。


鳴子の実物はすでにないため、鳴子の他にオマケにた「バードホイッスル」で再現。ばらばらにおくとこんな感じ 袋に入れると、あら、なんだかわくわくしてきませんか

どうだろう。ちょっと袋詰めにしただけでプレゼントとかお土産とか、そういう贈呈の付加価値がついて、個人的にはグッとキュンとなったと思う。

実際、会場ではこのオマケが大反響、一瞬にしてハケてなくなってしまったと当日担当してくれた編集部 安藤さんもびっくりしていた。

このとき袋として使ったのがOPP袋である。店頭でのラッピングなどによく見かける袋で、透明度が高くパリッとしている。確かに、ポリ袋や紙袋ではこれほどの魅力は出ないと思う。

OPP袋ってなんかすごいぞ。足のうらから地面を通してずずずずず、と感じ取った出来事だった。


写真移りは地味な縁の下の力持ちOPP袋

どうかと思う種類の多さ

さて、そんな魔法の袋、OPP袋。今回は街へ出て包装テクニックをウォッチしつつ、自分でももっとその辺の適当なものを袋詰めしてどんどん豪華にしていきたい。

そこで何種類かのサイズのOPP袋を用意しようと向かったのは、業者向けの包装用品の専門。

袋のコーナーに行くと、どわーっと1面の壁がすべて袋で埋まっていた。全てOPP袋である。どうかと思うほどの種類。どうにもこうにも、こんなに種類いらないでしょうがよ と人ごとながら焦るサイズ展開だ。


奥の棚、全部OPP袋

どわー

洋服メーカーGAPのお店にいくとそのサイズ展開の多さに右往左往するのだが、GAPどころの話じゃない。どうしてこんなことになっちゃったんだ。

4、500種類あるらしい

実際どれぐらいあるものなのか、お店においてあった「クリスタルパック」というOPP袋を作っているメーカー、シモジマさんに聞いてみた。

「4、500種類でしょうか。ちょっと調べなければ分からないほどありまして……」だそうだ。うおー。

正式に数を発表されるようでしたらきちんとお調べします、とのことだったのだが「あっ、いや、大丈夫です」と言ってしまった。むしろ、調べなければわからないほどの種類というお答えでOPP袋の世界のとんでもなさに触れられた気がする。

ちなみに、サイズ別で300種類ほどあるほか、口が切りっぱなしのもの、フタとしてシールテープのついたもの、ヘッダーとよばれる ぶら下げる穴の部分がついたものなどの種類があり、さらにブランドの別もあるそうだ。


どうしていいか分からず、ただもう勘で買うしかなかった。品番T5-8とT13-15.5。15.5、の“.5”が種類の多さを如実に物語っている

こちらはヘッダーつきのH-B5。
物を入れれば有無をいわさず商品ぽくなりそうな頼もしさ

それにしても、300種類のサイズとは、なんでそんなに増えちゃったんだろう。要望にこたえた結果なのかな? と思うとそうでもないらしい。

「たくさんのサイズがあるということを売りにしておりますので、その結果かと思います。お客様からの要望で作ることもありますし、逆にこちらでサイズ先行で作ったものが思いもよならい形でお使いいただいていることもあるようです」

ほほー。ちなみに売れ筋はA4サイズ。チラシと一緒にノベルティを詰めて店頭に置くなど、量が必要な用途が多いらしい。さらに最近 自宅で写真をプリントする人が増えたせいか、写真サイズの袋もよく出ているのだそうだ。

自宅に写真プリンタが登場することで袋の世界にも影響が。なるほどー。と、このままだと「OPP袋の種類の多さが大変だ」という記事になってしまう。

情熱が消えないうちに、本丸、袋詰めについて迫って行こうじゃないですか。


  袋詰めを観察したり、実践したり >
 


 
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