またトウキョウモン化した
直前まで絵柄を必死に見て覚えておけば大丈夫だ。そんな作戦を立てていたのだが、スタート同時に絵を忘れてしまって早々に4位が確定。3位が決まったところで、まあしかたなかったか、と思ったのだが。
「はい、4位の方、最後まで頑張ってみてください」
既視感があった。かつて私たちは北海道の雪かきイベントで惨敗し、規定時間を超えても「せっかく東京に来たのだから」と会場全体のお情け時間延長を受けたのだった。(雪ハネ選手権の記事→こちら)
もうあのときの「へっぴり腰の東京者」の思いはごめんだと思っていた。
「ああ、この方々東京だって。それではじめてで全然わかんなかったんだ。」
すぐにばれた。
「落ち着いて頑張って。落ち着きすぎるという感じもしますけど、
さすが東京人。」
またトウキョウモンとして大活躍してしまった。だが私たちは「東京者=へっぴり腰」というイメージを壊さないように「いやー、パズル難しいっすねー」と感想を述べたり頑張っていたのだ。精一杯の負け惜しみだけど、そういうことなので牛肉ください。 |