がーん
翌朝いそいそと見に来たら、全く変わっていない! 一昼夜待っても、やはり変わらないのだった。なんだとー。
茎を短くして再チャレンジ
もう絶望して記事にすることすら諦めてしまいそうだった。二色のレベルではなく、単色すら成功しないとは。
諦める前に考えてみた。 もしかすると、水が花部分に到達するまでの道のりを減らしてやれば、色が出やすいのかも?
翌日
ちょうど24時間経過の頃。 これで失敗したら目も当てられないと、どきどきしながら確認してみると、…おお?
幸運の青いバラ
ほんのりと色づいている。最初は茎を二股にしたりしてたのに、そんな事よりただ花に色が付いたというだけでこんなに嬉しいとは。二色なんて贅沢はいわない。うっすらとした単色だが、十分幸せだった。
諦めないでよかった
結局、インクではなく食用色素のほうで染まった。インクの質が合わないなどの問題もあるのかもしれない。
染まったのは緑と青で、赤、黄色、紫はほとんど染まらなかった。これも相性があるようだ。
インクの種類や分量の調整で試行錯誤してみると色々と発見がありそうだ。でも追求するとこの研究から永遠に抜け出せなくなってしまいそうだ。楽しいから。そして花で破産しそうだ。
小学生の皆さん、コツを教えて下さい
ほんのり青いバラができて満足だったが、いずれ二色バージョンを成功させたい。しかし小学生向けの実験にして、ここまで挫折感を味わうハメになるとは…。そちらのほうが貴重な体験だったのかもしれない。 そして菊だけはみじんも色が変わってくれなかった。くやしいのでさっさとおひたしにして食べます。