■干物は良い。なにせ美味い
レシピは大体わかった。と同時に、美味しい干物を作る大変さもわかった。これは大変な仕事だ。1年中、違う条件の中で同じ味を出し続ける難しさは、今回一度作ってみただけで判る。
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鴨川市、亀田病院の前から見た夕焼け。 |
「美味しい干物を作る」、ただそれだけを愚直に続けてきた父、母、さらにその先代達に思いを馳せると、違う職業に就いているけど自分も頑張らなくてはなぁと思わざるをえない。手抜きの誘惑に誘われることもあるけど、それが仕事である以上、クライアントや読者のことを考えて良いものを作っていきたい。
それが、実家のレシピを習って自分で干物を作って思ったこと。忘れ気味になったらまた干物を作って食べよう。きっと初心に戻れるに違いない。
と、締めておいてなんですがちょっと続く。干物と一緒にいかの塩辛も作ろうと思ってレシピを聞いた。いかの塩辛も自家製で人気商品だったのだ。そしたらなんと、完成まで1年掛かると言われた。
えー。
という事で、松本商店三部作の三作目、いかの塩辛レシピは一年後になります。気長にお待ち下さい。それまでレシピは営業上のヒ・ミ・ツ。 |