すごい。声がすごい。どんだけ練習してきたんだ、という発声だ。
しかし練習について聞いてみたところ、まったくのぶっつけ本番であるとのこと。それでこの鳥っぽさ。そもそものメンタリティが鳥に近い人ということなのかもしれない。
特徴として挙げられるのは、これまでのエントリーがモチーフとした鳥がはっきりしているのに対し、工藤さんの鳥はあいまいだということだ。はっきりしたモデル鳥はないとのことだが、それは決して鳥っぽさとして劣ることにはならない。鳥という概念を抽出して凝縮した上で、個性ある形で表出されているからだ。
(こういう風に適当なことを考えて、それぞれ審査員気分で読んでいただけると幸いです)
動画終盤では工藤さんの声に反応したのか、カラスの鳴き声も聞こえてくるではないか。 |