■川じゃないのに…
川を越えるためににょっきりと顔を出す水管橋。しかし、中には川じゃないのににょっきりしちゃうやつもいる。
これは、川が蓋をされてその上が公園になっているのだ。暗渠である。川だったので水管橋でまたいだのだが、その後暗渠になったため、一見地上なのに水管橋があるという、面白い状況が生まれている。真下から眺められるという点では、水管橋好きにはたまらない状況だろう。たぶん。きっと。
■最後にこの秋いちおしの水管橋
ヌーディーなパイプビーム形式を讃えてきたが、その究極の姿のひとつがこれだと思う。水管自身がアーチ構造をとることで、長いスパンをヌーディーなまま越える。背後に見える家屋とくらべると分かると思うが、かなり大きい。
いまぼくのなかで一番熱い水管橋である。
■みなさんの水管橋情報お待ちしております
まだまだマイナーな水管橋鑑賞会。ぜひ仲間を募りたい。わたしも実は…という方、すてきな水管橋情報と共に、ご連絡をお待ちしております。