クモは空を飛ぶ
クモといっても雲じゃなくて蜘蛛である。虫のほうのクモだ。クモは尻から糸を出して、糸が風で飛ばされるように空を飛ぶのだそうだ(バルーニングというらしい)。その範囲は広く、大陸から日本まで飛ぶこともあるらしい。
陸地にたどり着かずに海面に落ちるクモの無念さやいかばかりだろうか。
つまり、人間も長い糸をつければ空を飛べるのではないだろうか。
少なくとも荷造り用のひもで人は飛ばない。
人が糸で飛ばないことについて、スケールの問題だと編集部安藤さん(物理学科出身)が言っていた。飛んだらそれはそれでたいへんなのでこれはこの結果でいいだろう。
この写真を撮ったとき、カスピ海も失敗でこれメインで書くことになったらどうしようと心配していたのだが、カスピ海ハーゲンダッツがうまくいって本当によかった。
だけど載せなくてもいいこの企画を載せてしまうところが人間の業の深さである。ではまとめです。カスピ海ハーゲンダッツのまとめです。
最後の2ページは忘れてください
カスピ海式を進めていったときの味の変化をグラフに追記した。カスピ海は懐かしいにつながっていたのだ。縁がないと思っていた中央アジアは懐かしい場所であった。
25%の懐かしい味にしなくても、50%ハーゲンダッツはふつうにうまい。2個食べてもカロリーはひとつ分(プラス牛乳のカロリー)だ。お得で健康的できっと地球にも優しいカスピ海ハーゲンダッツ。
最後にいうことではないが、僕はかなり甘いものが苦手なので、特殊な例かもしれません。