やけど注意
4時間の乗車時間の中で、給湯器を利用した人をカウントしてみれば、カップラーメンは約50杯、お湯やお茶は約10杯(それに食器洗いが1杯)と、カップラーメンに使う用途が圧倒的だった。カップラーメンに限れば、5分弱に1回の割合で誰か給湯器のところに行っては、お湯を注ぐのだ。しかもそれが1列車でなく1車両でこのスケールなのだ。
改めて思った。中国においては、長旅において給湯器は命の機械であり、お湯は命の水だと。
給湯器の湯はかなり触ったらやけど間違いなしなほど熱いので、お湯には注意しよう。ダチョウ倶楽部のネタで出てくるアツアツおでんより熱い。
すぐには熱すぎるからお茶もお湯も飲めないし、カップラーメンも食べれない。食べたいのに食べれない、この食べたいのに食べれない「じらし」もまた、食事をおいしくいただく上で必要な、中国4000年の中で生まれた知恵なのかなと思った。
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日清のカップヌードルを持ってきた人も1人いて嬉しかった。 |
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