それは寝る直前にやってきた
作戦があらかた失敗したぼくは、今回の原稿に不安を抱えながら布団に入った。いけると思っていたゼリーが役に立たなかったことに思いをめぐらせていたとき、そのアイディアは降りてきた。
翌日の再チャレンジ。ぼくが用意したものとは、
寒天
ゼラチンとなにがちがうのかという話だが、どうしても寒天の強度がほしかったのだ。 そして本日、標本になっていただくのはこのかたです。
ぎょ
プチトマト相手に手も足もでなかった男がいきなりの大物に挑戦である。右側に写る竹串の束がなんとなく不安をあおる。
アジを標本に
ちなみにアジは煮つけや塩焼きに最適だ。
あらかじめ刺し込まれた串たち
大きさをはかってだいたいの等間隔に串を刺し、その間で包丁を入れていく。
この作業を繰り返すこと数回、すべてのパーツを封じ込めた寒天が完全に固まった。いよいよ念願の標本(ではない何か)の完成が近づいてきた!
そのわりには苦笑い