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フェティッシュの火曜日
 
全力で縄文まつりを味わう


シャーマンと筆者

北京五輪の開会式はすごかったらしいが、家にテレビの線がなくてオの字からクの字まで全部見逃してしまった。そんな自分の目の前に「縄文オリンピック」という文字が北海道伊達市のHPを閲覧していたときに飛び込んできた。

縄文!これが弥生オリンピックなら話は別だが(と言いながらも今腰がちょっと浮いている)縄文だ。行きたい。けれど北海道は遠いしスケジュールも調整しないといけない。

だが五輪に続くのは「縄文レストラン、縄文ゲーム、縄文もちまき大会、縄文クイズ…」だめだ、もうだめだと思ってるところに「シャーマンショー」。え?シャーマンショー?「シャーマン麗子によるシャーマンショー」。決まりだ!

9月7日史跡北黄金貝塚公園で行われた「第11回だて噴火湾縄文まつり」に行ってきた。

(text by 大北 栄人



世の中で一番おもしろいイベント

個人的なことだが当サイトのおもしろサイト紹介のコーナーのため地方イベントなどを重点的に一年くらいネットサーフィンをしてきた。大変僭越だがこっちはプロなのだ。もしくはプロをきどったアマなのだ。

プロかアマかはどっちでもよくて、とにかくおもしろイベントなれしていた体に電撃が走った。縄文なのにもちまき大会!?縄文なのに五輪すんの!?しかもホタテ投げて五輪!?驚きと感動、至福の心地だった。

そう、地方のおもしろイベントを1年探して出会ったのがこのイベントなのだ。キング・オブ・地方イベントと呼んでも構わないだろう。


羽田空港午前6時40分
北海道黄金駅午前10時20分

おお、何かのろしが上がって、間違いない

日帰り北海道

朝4時30分に起きる自信がなくて寝ぬまま北海道へ飛んだ。途中、当サイトライターの小柳くんと合流したこと以外は寝てて記憶がない。

目覚めると黄金駅。すでに縄文っぽい匂いがしている。タクシーをつかまえる手段がひとつもなかったのも縄文っぽかった。二人で国道をよろよろ30分歩き、会場の史跡公園につくとのろしが上がっていた。

縄文である。のろしは縄文時代の通信手段なのだ。はやる気を抑えながら入ると、いた!縄文人!


縄・文・人!縄・文・人!ひとつ飛ばして縄文人!

イベント自体は小規模で地域のイベントといった風情だが、史跡公園が広くきもちがいい
うおー!竪穴式住居ー!という気持ちはよくわかる

この焚き火の周りに環状列石されてるのが泣かせる

一度頭を整理してから臨もう

思ったより小さいな、というのが第一印象だったがそれも仕方ない。こっちは勝手に「キングオブ地方イベント」と思い込んでいたのだ。

だが遠くに見える竪穴式住居や焚き火周りの環状列石が縄文気分を高めてくれる。同行してくれた小柳くんも「縄文には一目おいていた」「弥生よりは縄文ですよ」という若者離れした資質を備えている。右に同じである。もう、全身全霊をこめて縄文まつりを味わう状況は整っているのだ。


写真だけでも見てってください

まだ何も始まっていないのに1ページ使ってしまった。縄文はやっぱりおもしろいのだ。とあるマニアの方はマニアに理由はない、と、そこに山があるから的な答えに集約されてしまう、と言っていたが、縄文のそれも同じだ。縄文なんだよ。縄の文様なんだよ。すんごい昔なんだよ。石とかふりまわしてたんだよ。

しかし一体今日はこれから何ページ使うのだろう。お昼休みのOLさんには読みにくいものになるんじゃないだろうかという不安が止まらない。

「何ページも書いていいよ。」あ!縄文人の声!しかたない、この血に宿る縄文のDNAが騒いでいるので今日は書く。あの日のおもしろを全部書く。そして詠めた。「OLも、元をたどれば、縄文だ」この一句を頼りに今日は突き進む。


 

 
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