私設運河の旅終了
というわけで、利根川から江戸川まで踏破した。
昭和16年のに運河の役目が終わって、国は22万円で利根運河を国有化した。
その後、洪水防止のため全面的に護岸工事をしなおしたので、当時の様子を伺えるような発見はなかったけれど、利根運河の数奇な運命というか、すこし悲しい物語を知ることができて大変よかった。
利根運河に始めてきたときに感じた、しっとりとしたはかなげな雰囲気は、もしかしたらこの運河がたどってきた歴史からくるものなのかどうかは知らないけれど、派手な観光地にはない楽しさを味わうことができた。
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