牛乳のうえに牛乳を一滴たらすと王冠のようにに牛乳が跳ね返る。いわゆるミルククラウンだ。
超スローモーションや「カメラが捉えた瞬間!」的な映像のの典型である。書籍やテレビで見たことがあると思う。
自由研究はこれにしよう。あの格好いい、いかにも科学!という写真を撮ってクラスのみんなを驚かせてやろう。(林 雄司)
やってみたらめんどくさかった
カメラは当サイトで頻出のカシオのデジタルカメラEX-F1を使った。通常のビデオの40倍ものスロー映像を撮影することができる。
理屈では分かっているのだが、いざやってみるとなかなかうまくいかない。
光が足りなくて暗い写真になってしまったり(瞬間を撮るためには明るい場所で撮影する必要がある)、ピントが合ってなかったり、冠状のものが出現しても王冠と呼ぶには地味すぎたり。
簡単な方法を発見しました
一瞬を撮るために苦労すること数時間、ミルククラウンを簡単に撮る方法を発見したのでご紹介したい。しかも、ハイスピードカメラではなく、通常のデジカメで(携帯電話のカメラでさえも)撮ることができるのだ。
まずはその写真である。
………。
さきに謝っておこう。すいません。ミルククラウンの写真を見て粘土で作りました。
写真を急に小さくしたあたり自信のなさの現れである。なんコマ目ぐらいで気付いただろうか。
いちおうこれの作り方も説明します
ねんどは樹脂ねんどというねんどを使った。東急ハンズでミルククラウンをねんどで作りたいんだけどなにがいいか聞いたところ「なんでもいい」という答えだった。
なんてことはない粘土細工である。写真4枚も使って説明することかという疑問は僕も感じている。
つぶが長いミルククラウンも作ろうとしたがねんどの強度では長いものは無理だった。イソギンチャクみたいになってしまった。
この手作りイソギンチャクの下の白い紙はねんきん特別便である。たまたま手元にあった白い紙を裏返して使ったのだが、あとで見てみたら僕の年金記録が書いてあってびっくりした。
どんどんミルククラウンから遠ざかる>