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ロマンの木曜日
 
早く捻挫を治したい

とにかく冷やせ、足を上げろ

医者は「捻挫はとにかく患部を冷やして、足を心臓より高く上げておきなさい」と言っていた。

腫れは血管から水分が漏れて起きるものだということ。冷やすことで血管が収縮して血管を通る血液の量が減り、血管から漏れる水分の量も減るらしい。足を心臓より高く上げるというのも、足に流れる血液の量を減らす目的だろう。

逆に言えば、血液の巡りを良くするようなことはよろしくない。運動とか、酒とか。だめじゃん、俺。

その辺りはとりあえず改善するとして、他に何か、捻挫の治療を早める方法は無いだろうか。……よし、先人たちの知恵を拝借するとしよう。


というワケで多摩川にまでやってきた

多摩川にきたのはヨモギを採るためである。昔の人は、突き指とか捻挫をした時に、ヨモギを湿布代わりに使っていたらしい。なんでも、ヨモギには痛みを抑える効能があるのだとか。


すぐにヨモギらしい植物を発見 摘ませていただきます
現代の湿布に昔の湿布であるヨモギを合体 患部に貼って固定しておきます

若干チクチクしてかゆい気もするが、まぁそんなのは、捻挫を直す上では小さな犠牲だ。せっかく多摩川にまで行って採ってきたんだ。ヨモギは抜群に効いてくれるはずさ。そう信じたい。

とはいえ、本当にヨモギで捻挫は治るのか若干不安は残るところ。このように直に張って使うのかどうかも怪しいし。他にも、捻挫を治す策を考えるべきだろう。

 

毎日の通勤にも捻挫治療を早める工夫を

捻挫治療のキーポイントは冷やすことと常に足を高く上げておくことだった。冷やす方は冷感のシップで良いとして、問題は足を高く上げておく方だろう。常日頃から、できるだけ多くの時間、足を上げておく必要がある。

まずは……そうだな、常日頃といえば通勤だ。通勤時間にもそれを取り入れて、捻挫早期治療スタイルを身に着けよう。


はたしてどのように電車を待つべきか

まずはベンチに座ってみた。

普通に座るだけでは両足に均等に重力がかかり、捻挫している右足にも血が流れ込んでしまう。捻挫を治療する上で、当然それはよろしくない。


普通にベンチに座るだけでは両足に血が通ってしまう 足を組めば右足に行く血は少なくなるか

確かに、足を組めば右足が上がることとなり、右足首に流れる血の量は少なくなるだろう。これは効果があるかもしれない。

しかし、このように足を組むと普通に座る以上に横幅を取ってしまう。自分一人なら良いが、公共スペースでそれをやると隣に座る人の邪魔になってしまう。

そこで、隣の人に邪魔にならない程度に足を組むことにする。


たいして足が上がっていないように見えるが 上への角度が付いている

一見、普通に座っているのと大差がないように思えるだろうが、実は組んだ右足はモモから上へ角度が付いている。

右足が上り坂になることで、血液が右足首に流れ込みにくくなるんじゃないだろうか。そう思った次第だが……う〜ん、やはりちょっと弱いか。しかし、このくらいが限界だ。

確実な効果を求めるのであれば、それはもう、なりふり構わず人目も気にせず、思い切って足を上げるしかない。


これは効果が高そうだが、やはり人の迷惑になる あ、これはなんかまずそう。いろいろと

やっぱりどうもしっくりこない。どうしても、人の邪魔になってしまうような気がする。特に右の写真の方法などは、秋葉原の路上とかでやろうものなら撮影会でも始まってしまいそうだ。

場所もとらず、人に迷惑もかけず、捻挫を治すのに特化した電車の待ち方は……


これか!

それから一ヵ月後……

そこには、以前と変わらず元気に走り回る木村の姿があった

「今ではもう走り回れるくらいにまで回復しました。適切な処置とアドバイスをいただいたお医者さんには感謝しています。もう二度と、駅の階段を急いで駆け下りたりなんかはしないよ」

とまぁ、そんなところです。湿布が効いたのか、それともヨモギが効いたのか(多分湿布でしょうが)、捻挫はおおむね良くなりました。

完全に腫れが引くのはもう少しというところですが、日常生活やネタを行う分に支障はありません。ですがまぁ、これからはできるだけ足の機嫌を損ねないよう、たまには休息を挟みつつ、酷使していきたいと思います。


 
 
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