デイリーポータルZロゴ
このサイトについて


ちしきの金曜日
 
夏のスタンプラリー、都営交通は「しりとり」
30mの高架から路面に乗り換え

スタンプが6個もおいてある

日暮里・舎人ライナーはあんな未来なかたちをしているのに都電と乗り換え駅があるのだ。次のターゲットは都電 学習院下停留所のスタンプ。

都電のスタンプは各停留所ではなく、まとめて荒川電車車庫の営業所にある。

営業所に行くとスタンプが6個もあった。通常のスタンプラリーならばここだけで6個稼げてしまうのだが、しりとりなのでそうそう無造作には押せない。上級者向けのスタンプラリーである。

たくさんあるからといってぽんぽん押すとしりとりが破綻する
営業所脇の「都電おもいで広場」の自動販売機は展示車両と同じ色。
じゃーん。ずっと行ってみたかった、坂。
登るとアキレス腱が伸びるのを感じる急さ


学習院下のスタンプはここで押せたので実際の停留所に行く必要はないのだが、わけあってこのまま都電に乗って行ってみる。前から行ってみたいと思っていた場所なのだ。

行ってみたかった理由は、すごい坂があるからだ。

我ながら地味な理由だと思う。坂。

 

コネタ:学習院下ちかくに有名な坂がある

「のぞき坂」という名前がついているこの坂は自動車が通れる坂としては都内でもっとも急な坂のひとつと言われている(らしい)。坂マニア界ではサザンみたいなビッグネームである(たぶん)。

いつか来たいと思ってネットで画像を眺めたりしていたがようやく来る理由ができた。スタンプラリー。営業所でスタンプ押せたじゃん、という指摘はしないでいただきたい。

坂はビル4階ぐらいの高さからスコーンと落ちている。車はだいたいエンジンブレーキを掛けて降りてくるし、自転車の人は降りる人が多かった。

坂の上から見ると下ってゆく車は谷底に落ちるみたいに見えて面白かった。画像ではその面白さが伝わらないので文字を書いてしまった。


降りる車ががまるで
谷底に落ちたみたいに視界から消える
歯医者みたいな内装の牛込神楽坂駅
あとひとつ!


コネタ:雑司が谷の乗り換えが分かりにくい

続いて細かいコネタ。東京メトロ副都心線にも都電荒川線にもぞ雑司が谷という駅があるが、雑司が谷駅どうしでは乗り換えできない。メトロの「雑司が谷」と都電の「鬼子母神前」が乗り換え可能なのだ(→地図)。

あとからできたメトロが「鬼子母神前」という駅名にすれば良かったのではないかと思うが、嫌だったのだろうか。鬼とかつくから。

これはコネタというか、現地で迷った僕情報でした。

 

スタンプラリーに制限時間がない

JR東日本のポケモンスタンプラリーは4時でスタンプがしまわれてしまうが、しりとりスタンプラリーは遅くなっても平気だ。高架を見たり坂を見ていたら7時になってしまったがスタンプはまだあった。

牛込神楽坂、春日とまわってスタンプを押す。佳境でスタンプを押す位置を間違えるとここまでの移動が台なしになるのでいっそう緊張する。声に出して確認だ。「ミタ!タカラチョウ!ウシゴメカグラザカ!…」 端から見るとまずい感じだとは思う。

慎重にスタンプを押して最後は市ヶ谷で完成。かなり寄り道して約6時間の行程だった。

市ヶ谷で最後のスタンプを押して…
完成!(手に持ってるのは上野御徒町で買ったナス)

いますぐやろう

しりとり完成、プラスしりとり鉄人賞で記念品をふたつもらった。記念品も嬉しいのだけど、降りたことがない駅で降りたり、乗ったことのない電車に乗るのがおもしろい。

しかし、今回コネタとして紹介したのが、トンネルみたいな通路、高い橋脚、急な坂だ。スタンプラリーを通じて自分の偏った趣味嗜好を思い知った気分である。しりとりを通じて知る自分。ずいぶん大きく出てしまった。

下のキーチェーンは七色に光ります

<もどる △この特集のトップへ

 
 
関連記事
駅名しりとりで家に帰る
教会スタンプラリー
都営地下鉄ワールド

 

 
Ad by DailyPortalZ
 

▲トップに戻る バックナンバーいちらんへ

個人情報保護ポリシー
© DailyPortalZ Inc. All Rights Reserved.