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並んで買うのはハンバーガー
今回並んで買わせてもらうのはこちらのお店。ハンバーガーショップAuthenticさんだ。前日に企画趣旨を説明し、理解してもらう前に了解してくれた。良い店だ。(もちろんあとでちゃんと説明しています)。 |
このお店に並ばせてもらう。 |
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このお店の売りはなんといっても看板メニューのハンバーガーだ。前日に下見と称して当サイト林さんと工藤さんと一緒に伺ったのだが、とにかくなにもかもがうまそうだった。
僕は並んで待つ情熱を保つため、この時点では食べずにがまんしている。酒も飲んでしまうと面倒くさくなってしまうと思い、コーラでがまんした。並んで買うということはこういうことなのだ。 |
二人はビール、おれコーラ。 |
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すごいうまそうなハンバーガーなのだ。 |
食事を終えて二人は帰る。 |
うまいうまいと盛り上がっていたのもつかの間、夜は更け10時半。お店の閉店時間だ。ここで林さんと工藤さんは帰る。
でも僕は帰らない。
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なぜなら明日まで待つから
僕は明日、うまいハンバーガーを確実に食べたいのでここに残って並んで待つことにする。だってあれだけうまそうなのだ、30分でも遅れたら売り切れてしまいそうではないか。
明日の開店が11時なのであと12時間以上ある。飛行機に乗ったらロンドンまで行ける時間だが僕はずっとここにいる。 |
ぽつーん。 |
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閉店時間から次の日の開店時間までは当然だがお店が閉まる。店長さんとバイトさんはてきぱきと閉店業務を行っていた。
店先で待つ僕に「前の電気は点けて帰りましょうか」と気を遣っていただいたが、申し訳ないと思い丁重にお断りした。1時間後くらいに後悔することをまったくもって予想していない。 |
閉店業務はてきぱきと。 |
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閉店です。 |
ありがとうございました!ではまた明日。 |
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店長さんは「本当にいいのか?」とうい表情で帰って行った。「なにかあった時には」ということで店長の電話番号を教えてもらっている。
普通に考えたら前日から店の軒先で待っている客なんて明らかに不審だ。通報されたら提示しようと社員証と免許証を用意しておいた。でも企画趣旨をうまく説明できる自信はないので、面倒なことにならないよう気をつけたい。 |
そして訪れた静寂。 |
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前日から並ぶ場合、まずすべきことその1、コンタクトを外す。地味だが目の健康を考えると大切だ(裸眼の方は無視してください)。
今回はちゃんと洗浄液とメガネを持ってきている。加えてずっと座っていることを考えて座布団もあるとよい。今は夏なので軽装でいけるが、冬場の並びの場合は防寒具も欠かせないだろう。 |
「並び」の必須アイテム。 |
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店の前に三脚をセットし、自分を定期的に撮影できるようにした。フラッシュは怪しまれるのでできるだけ光らせない。街灯がまだ点いているので大丈夫だろう。
準備が整い本当に一人になってしまうとなぜかわくわくしてきた。祭りの日に夜更かしの許可をもらった子供みたいなものか。やはりそうだ、前日から並ぶという行為自体におもしろみがあるのだ。実はみんな新しい携帯とか特に欲しかったわけではなく、むしろ並びたかっただけなんじゃないか。
しかし夜は以外と長かったのです。 |
無理に明るく。 |
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