■ぐっとくる穴、そうじゃない穴
どんなものでも鑑賞し続けると、好みというものがはっきりしてくる。これは神秘だ。これまで塀の穴なんて気にしていなかったのに、数十個見ただけでもう「あ、これは良い」とか「これはおしい!」とか言い出すのだ。
そんなのぼくだけか?いやいや、みんなあるはず。
世間でもっとも「好み」が問題になるのは異性のタイプだが、もしかしたら人には本来対象物の数だけ好みがあって、異性のタイプなんてそのうちのほんの一つに過ぎないってことなのかもしれない。そう思うと、なにかちょっとほっとしないか。しないか。しないよねえ。すまん。
そういうわけで、以下にぼくの好みの覗き穴をご紹介しよう。 |