どの家にだって、納豆のタレや餃子のタレ、とんかつ弁当についてきたソースや寿司のしょうゆなど、一応とってはおくんだけど結局使わずに残っているタレの小袋があるだろう。 そう思ったので、読者の皆さんに「家や職場にいらないタレの小袋あまっていませんか?」と募集したところ、たくさんの応募をいただいた。 やはりみんなタレがあまっているのだ。 タレあまり社会だ。 ならば僕がもらいましょう。 もらって僕が食べましょう。
(工藤 考浩)
いらないものでなにかを作りたい
いらないものを集めて、必要なものができないだろうか。 そういう思いからこの企画は始まった。 リサイクルとかエコとかそういう立派な視点ではなく、単純に、必要じゃないものを集めてなにかいいものができたとしたら、素敵じゃないか。 みんなの家にあるいらないものは何だろうかと考えて、思いついたのが「タレの小袋」だ。 これなら多くの家庭にあるし、「ください」ともいいやすい。 というわけで、みなさんからタレを募集したのだ。
あまり続けるタレたち
当サイト上で募集したところ、たくさんの応募が寄せられた。 残念ながら応募いただいたすべての方のタレを取りに伺うことはできなかったが、できるだけ多くのタレを集めるべく、都内を歩き回った。
タレタレタレ
大量のタレをあつめることができた。 あつまったタレを袋に入れて持ち上げるとずっしりと重い。 あまったタレの重さなんて、冷蔵庫の片隅にあるときにはまったく気にしないが、こうしてあつめてみるとその重さに驚く。 さて、このいらないタレをどうしようか。