「まずは、ここだろう」
朝一人、まだすいている6時代の通勤電車に乗り、歌舞伎町まで歩く。
まずは、誰でも知ってる気さくな居酒屋、「Y老の瀧」。
基本、居酒屋に女一人で入るのは、むずかしい。
でもまあ、ここならねえ、と、エイヤーと階段を降りると…。
「手動扉」のプレートが。
見たら分かるじゃん! どう見ても自動扉じゃないじゃん! な造りなのだが、酔っぱらいは、よくぶつけてしまうのかもしれない。たぶんそうだ。
店内はキレイだった。少なくとも、私が学生時代に行った時の安居酒屋のような、ペトペト感は全く無かった。
そして、最大のポイント。
早朝だったせいか、働く人が、みんなおじいちゃんだったのだ!
しかも、かなりのご高齢。居酒屋で働く姿を見た事がないような年齢層。制服姿がイカス。
ちなみに客はとても若い男女グループばかり。
若い人が、耳の遠いおじいちゃんに、一生懸命
「ナマチューとお! カラーゲとお!」
と、注文していた。
『枯れセン』女子は、早朝の「Y老の瀧」に行くといいと思う。 |