しょっぱいケーキ体験談
私事で恐縮だが、学生時代からケーキの造形美に心を奪われていて、卒業制作でケーキが並んでいる絵を描いた事がある。 タイトルは「ケーキ回復」。 評価はさんざんだった。
今までの人生で、あれほどのしょっぱいケーキはなかったと思う。 なので、今日はぜひそれを超えたい。
チーズ on チーズ。くどい。でもしょっぱければいい。
何よりも、「私をケーキにして!」と訴えかけてくるような形状なのだから仕方ない。
でもこれ、簡単なわりになかなかポップに変貌を遂げると思わないだろうか? ホームパーティー等でみんなでカマンベールチーズを食べる時でも、演出としてやってみると仲間を喜ばせられるかもしれない。またはチーズ嫌いの子供に食べてもらえるかもしれない。
一日中酒のつまみばかり作っていると、たまには役に立つように見える事も言ってみたくなるのが人情だ。
すべてがケーキに見える病
苦い思い出がよみがえったせいか、へんなスイッチが入ってしまった。ケーキスイッチ、オン。今こそケーキ回復だ!…いや今のはナシで。
とり憑かれたように手当たり次第ケーキにしてしまいたいが、これで終わりにしよう。
いいかげん食べます
当初はショートケーキひとつだけ作る予定だったが、気づけば自分の目の前に3つも派手なかたまりが…。だって楽しいんだもの。
ケーキバイキングに行くとこんな感じなんだろうか。 今、私も今話題のスイーツの仲間入りを果たしたのかもしれない。ひとつ殻を破った思いだ。
偽ケーキ、おいしかった
私が作っているのが珍味ケーキだと知ってがっかりしたらしい妹(甘党)が、「普段ケーキなんて作らないのにそういう事になるとやるよね」と憎まれ口を叩いてきたので、特別にろうそくを立ててもてなして差し上げた。