|
歴史を遡ります。 |
うどんやパンを作る際、生地を「寝かせ」たり「発酵させ」たり、という工程があるのはご存知だろう。
さらにうどんの場合、強いコシを求めて足で踏んだり、パンに至っては一次発酵・二次発酵なんてものまである。実際に茹でたり焼いたりするまで、求められる作業のなんと多いことよ。
…あれ、なんとかならないか。
そもそも人類が最初からこういう知恵を身に付けていたとは思えない。何百年もの長きに渡り、工夫に工夫を重ねて編み出したのが、今のうどんでありパンなのだ。
先人には悪いが、今回はそういう面倒な工程を全部取っ払ってしまおう。果たして何が出来るんだろうか。
(高瀬 克子) |