デイリーポータルZロゴ
このサイトについて


新サービススタート記念
 
お好きなTシャツに変な柄刷ります
おや 石川さん、そのTシャツは?

ご覧のデイリーポータルZは楽しい読み物でいっぱいのサイトなわけですが、グッズが買えるページがあるのをご存知でしょうか。

そう、デイリーポータルZストアです。これまで文具セットやおとまりセット、Tシャツを販売、今もひっそりとトランプやフローティングペンを売っていますが、すっかり新商品の投入がないまま細々と営業を続ける状態となっておりました。

今回、ここに全く新しいサービスを投入します。

それは、自由に選べるサイズ、色のTシャツやトートバッグに25種類から選べるお好きな柄をプリントしちゃいますよー、というもの。

その道のプロフェッショナルとタッグを組み、危なげない安全運営で変な柄たちをお届けします!

(text by 古賀及子


プリントできるのは、こんな柄たち
Tシャツ、ラグランシャツ、トートバッグにプリントできます

デザインとシャツの色を選んで合成(サイズも次の画面で選べます)

デイリーポータルZオンデマンドストア、です!

今回はじまりますサービスはその名も「デイリーポータルZオンデマンドストア」。そのまますぎてビックリですが、オンデマンド(受注生産)でTシャツやトートバッグ作ります。

今回すごいのは、プロのグッズ印刷の会社さんとタッグを組んだところ。

ニフティの会議室でライターが集まってトートバッグを刷ったり、イラストレーター勢が白紙のカレンダーを自宅に持ち帰ってイラストを手描きしていたあの頃が遠い日のまぼろしのようです(そんな作業もとても楽しかったのですが……)。

もうウェブマスターが自宅でイラストを描きすぎて腰を痛めることもなく、みなさまにすばらしいグッズの数々を提供できます。やったぜ!

おっと、興奮しすぎてどんなサービスなのかさっぱり分からないですな。失礼しました。

ではもったいぶらずにご紹介しましょう。 こちらが今回新登場のオンデマンドストアです。ジャーン。クリックすると、タッグを組んだ会社、イメージマジック社さんが運営する特設サイトが立ち上がりますよ。

サイト上でお好みのTシャツやトートバッグを選んで、プリントしたいイラストや写真と合成して注文する分かりやすい仕組みとなっております。

で、どうやって作ってるのさ?

なんでまた1枚からプロ仕様のTシャツが刷れるのかというと、なんとTシャツにじかにインクジェットプリンタで印刷するからなんだそう。

……? それって、うちにあるプリンタみたいなものか?

いったいどういう仕組みでサイズや色まで選択オッケイという融通ききまくりのTシャツ制作ができるのか、Tシャツ製作現場を見学してきました。

事務所のなかに普通の顔してでかい印刷用機器が並ぶイメージマジック社さん
かっこいい刺繍機はTOYOTA製だ!(今回のサービスとは関係ないところで早くも興奮)
   
軍手やらネクタイもオリジナルで作っている。軍手かあ!
オリジナルパイプ椅子。何でもアリがここに極まった感じ

布専用のプリンタがならぶイメージマジックさん作業場


都会の真ん中で1日1000枚単位のTシャツを刷る

イメージマジック社さんは、店で売っているTシャツのようなクオリティの印刷を1枚から受け付けているグッズの印刷屋さん。個人だけでなく、名前を聞くと おお! とのけぞるようなところのグッズも制作している。

いろいろな印刷方法からそのデザインや素材に合った印刷方法で印刷してくれるそうだが、主なプリント方法はインクジェットだ。

「仕組みとしては自宅にある紙用のインクジェットプリンタと変わらないですよ。インクが布用ってぐらいで」とは、今回案内してくれた谷さん。

ここの会社は都会のど真ん中に事務所を構えているのだが、なんと製作現場も同じビルにある。1日に1000枚以上、繁忙期ともなると2000枚ものTシャツを刷っているそうだ。うへー。

「冬場は冬場でトレーナーやウィンドブレーカーみたいなものの注文が増えますね」ということで、Tシャツ以外にもいろいろなグッズに果敢にプリントしている。それにしてもオリジナルのパイプ椅子ってそうそう作ろうなんて思いつかない。すごい。

Tシャツ製作の現場見学

Tシャツのプリントというと、1枚1枚一色ずつ色を乗せるシルクスクリーンか、1枚から刷る場合はアイロンプリントというイメージだ。インクジェットで刷るってどんな質感なのかさっぱり見当がつかない。

25種類あるデイリーポータルZのオリジナルデザインから、3種類をサンプルとして刷ってもらうことにした。ひみつの工程があったり、ひみつの柄をプリントしていたりすることが多いため、普段は部外者が入れないという作業場に特別に入れていただく。どきどきどきどき。

作業場ではずらーっと並ぶごつい機械とパソコンの間を4名のスタッフの方々が忙しく作業していた。

パッと見て思ったのは「かわいた作業場だなあ」ということ。Tシャツの印刷というとインクが散ったりする素人イメージしかないが、そういったインク摺れの後のようなものが一切ない。すごくドライなのだ。

谷さんによると、ここでは主にインクジェットや昇華(平たく言うアイロンプリントのようなもの)でプリントを行っているためインクの水気はほとんどないそうだ。

事務所スペースに作業機をどーんと置けるのも、そういった水気とは無縁だからだという。オフィスがべたべたしてたらいやだもんなあ。

次ページでデイリーポータルZの柄を出力してもらいます
おっと、この柄は!

   つぎへ >
 


 
Ad by DailyPortalZ
 

▲トップに戻る バックナンバーいちらんへ

個人情報保護ポリシー
© DailyPortalZ Inc. All Rights Reserved.