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ひらめきの月曜日
 
うっかり顔に写らない方法を探る

顔がうっかりしない人

その、子どものころから写真にはきちっと笑顔で写っていたというのは木曜ライターの工藤さんだ。記事内ではきちっと写りすぎてなにか迫るものすら感じさせる眼力ならぬ顔力の持ち主である。


記事「気象予報士になりたい」より、工藤さん

早速、前ページで古賀がやってみた証明写真風の連写を工藤さんにもやってもらった。そしたらこれがすごいんだ。1枚たりとも顔がブレなかった。60枚、ほとんど全部同じ顔だ。


60枚中1枚目 60枚中30枚目 60枚中60枚目

うっかりしない人の証明写真 0/60 UK
・6秒ぐらいなら表情を固定させることができるらしい

「まばたきの回数が少ないんですかね、確かにドライアイです」とのことだが、こんな人もいるのだ。

では、喋っているときの写真はどうだろう。今度はインタビュー写真を撮らせてもらった。普段うっかりしない人はどんなタイミングでうっかりしてしまうのだろうか。

適当な話をしてもらいながら写真を撮ってみた。


仮想インタビュー写真60枚にうっかり顔はあるのか

うっかりしない秘訣は、リカバリ力

結果、2度のまばたきのせいで2枚のうっかり写真が撮れた。


まばたきで2うっかり

が、まばたき意外の58枚はすべてきっちり通常フェイスだったのだ。先ほどの古賀のように、うっかりかどうかの判定が難しいという微妙なラインの写真が1枚もない。

なぜかというと、うっかり顔が元に戻るのが早いのだ。古賀の場合、一旦表情が崩れるとその後微妙な表情が5コマ前後は続いた。が、工藤さんの場合は次のコマではもう表情が元に戻っている。脅威のリカバリ力である。


まばたき直後、すぐに普通の顔になる

うっかりしない人のインタビュー写真 2/60 UK
・まばたきをしてもすぐに表情が元に戻るため、うっかり顔になる確率が大変に低い

理屈では、工藤さんは10分の1秒で1回のまばたきを完了させているということになる。普通に会話している分には別段特徴的なまばたきをしているようには見えないのだが……。なんだろう、なんかの選手なのか。

食事シーンはどうだ

さて、続いてシーンを変えて検証していきたい。うっかり顔を語る上で避けては通れないのが食事シーンの写真だろう。

家族写真などを眺めていると圧倒的に飲食中の写真にうっかり顔が多い。


法事のあと伯父行きつけの鉄板料理屋に行った古賀家 母と弟のダブルうっかり

さらに調査協力者を増やし、最後に食事中のうっかり顔について検証していきたい。


さらなる協力者はスタッフの橋田さんとライター安藤さん 安藤さん、さっそく軽くうっかりしていませんか
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