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ちしきの金曜日
 
マイナー展望台めぐり
こういう展望台をめぐってみようかと


高い所や端っこに何か作ろうという時に、わりと安易に「展望台でも作っとくか」というノリで作られてそうなもの、展望台。数ある建造物の中でも「台」とか言われている数少ない建造物だ。 (仲間は灯台)

そんな展望台、東京など首都圏だったら、それなりにデートスポットであったり人が集まるスポットとして賑わってるであろうが、地方の…例えば私が住む長崎ともなると、逆に賑わっている展望台など数少なく、大部分は一日の利用者がどれくらいいるのか不安になるほど人けが無かったりする。

しかしそれらは人けの無さとは裏腹に、ものすごい絶景を誇っていたりするもので、たまに訪れる訪問者に「これでもかっ!」って感じで実力を見せつけ、驚かせたりもする。今回はそういうところを巡ってみることにしてみた。 

(text by T・斎藤



最初に訪れた展望台はココ (大きな地図で見る
となりの道の駅は人気のスポット


求めてるのはスターじゃない

長崎の展望台で一番有名なのは、稲佐山展望台だ。
日本3大夜景と言われる長崎の夜景が最もよく見える展望台ということで、ケーブルカーやロープウェーもあり、観光客も多く訪れる。近くにはコンサートができる広場があって、毎年なにがしかのコンサートが催されている。

が、今回見たいのはそんなスターダムな展望台ではない。
時代が時代なら(もしくは場所が場所なら)スターであったかも知れない、が現時点ではとてもスターとは言えない、そういう展望台を訪れたい。

外海(そとめ)の展望台

ということで、最初に訪れたのは長崎は外海町にある展望台。近くに道の駅があって、そっちはわりと人気のお立ち寄りスポット。地元の食材を使ったバイキング形式のレストランや、農産物などの直売店が人気を呼んでいる。夕陽の鑑賞スポットとしても有名で、海へと沈む美しい夕陽を拝むことができる。

その隣りの山の上に展望台はある。
が、道の駅からは微妙に距離があるため、そこまで行こうという人があまりいない。というか、そこまで行かずとも充分いい景色なので、遠くに見える展望台までわざわざ行こうという気にならないのだ。

展望台まで行かなくても充分すぎるほど眺めがいい。
はるか山の上に展望台らしき姿が

 

どこの密林だよ


うっかり軽登山

展望台へと向う道は、最初のうちこそ普通の階段だったが、だんだん“いかにも山”という感じのガタガタした階段へと変わっていった。
「完全に登山の光景だなぁ。」
などと思って登っていたら、気が付いてみたら
「どこの密林だよ」
ってくらいの山道を歩いていた。
田舎だと、こういうパターンがわりと多いので注意が必要だ。

そして突然、コレが来た。

遺跡を発見した気分になった。

 

この唐突さ


SFみたい

突然、視界が開けてこんな人工的なものが現れたのだ。
直前まで密林みたいなところを歩いてて、いきなり来たのでかなり驚いた。

しかし一体どうやってこんな巨大な建造物を山の上に作ることができたのか?建築資材はどうやって運んだのか?
ここに至るまでの道がほんとに細いジャングルみたいな道だったので、ペルーのマチュ・ピチュ遺跡ばりに疑問が沸き起った。

誰も見てないところにこの眺望
大人一人分くらいの幅のらせん階段
どこか宇宙を感じる

もう何ヶ月も誰一人訪れてないんじゃないか?と思うくらい、人の気配がまったくない。この手の場所にありがちな落書きなども皆無だった。強いて言えば、宇宙人の気配が多少あった。

マイナー度

★★★★★
眺望 ★★★★★
オススメ度 ★★

 

 
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