ストーリーはこう。
デイリーポータルZ商事に勤めるあなたが、「出会わない系」という新しいコンセプトのウェブサイトを企画して、そのシステムの作成を「三土システム開発」に依頼した。それに対して、いくらいくらです、という返事(=上の見積書)が返ってきた。そんなところを想像してください。
ふつうの見積書は事務的だ
日常生活で一番近いのは、レストランのメニュー表だと思う。「システム開発」というコース料理があって、その中の各料理と値段が示してあって、ぜひお召し上がりください、とうやうやしく差し出すのが、見積書なのに違いない。
でもそれにしちゃあ、上の見積書はどうだろう。無機的で事務的で、なんというかお客さんに対するおもてなしの心が伝わってこないように思うのだ。 |