流し撮りのコツ
流し撮りの場合、一枚撮るのにこんな感じで体を動かしている。手元でカメラだけを動かすのではなく、上半身の軸をぶらさないよう回転させながらシャッターを切るのだ。何度も練習して流し撮りのこつみたいなものがなんとなくわかってきたのでいくつか紹介しよう。
・レンズは広角よりも望遠で
(流したい背景を広く設けるために広角側がよいのかと思っていたのだが、ダイナミックに流すためには望遠側の方が適している)
・シャッター速度は遅く、絞り値はできるだけ大きく、が望ましい
(背景だけ流して被写体を極力ぶれさせないためにはシャッター速度は1/30くらい、でもピントは外したくないので絞りはできるだけ絞った方がよい)
・流したい方向以外の軸はしっかりと固定する
(腰でカメラの回転軸を固定して、上半身の回転で被写体を追うようにする。こうすることで被写体のぶれを抑えられる)
ここから先は偶然背後にいたT斎藤さんにモデルをお願いした。写真からもわかるように、いつでもどこでもステテコというわけではないので安心だ。 |