日本初のバスガイドさんはずっと七・五調だったらしい
と
ころで熊八さんのバスガイドだけれども、最初は晴れ着で色っぽい装いだったそうなのだがそれでガイドするにはあまりにも肉体的に過酷だったらしい。途中で
洋装にかえたところ、お客さんからブーイングが頻出。修学旅行生だけじゃなくて、バスガイドさんが好きというのは昔から普遍的なものだったようだ。
と
いうことで色っぽさに代わる楽しみを、と考え出されたのが案内を七五調にして唄うように案内するというもの。これも熊八さん周辺の文人が考え出したのだと
いう。このかまど地獄でガイドさんに出会ったのだが、さすがに七五調でなく普通にしゃべっていた。八・四調とか十二・一調とかアバンギャルドな進化をしな
いでよかったと思う。今は普通がいい時代、だ!(この文十二・一調) |