100円ショップの包丁を研いで新品と比べてみる
包丁研ぎの講習を終えて帰宅し、習った研ぎ方を忘れないうちに、数年前に100円ショップで買って普段使っている「Galaxy 777」という怪しげな包丁を研いでみることにした。これがぜんぜん切れないのだ。
せっかくなので同シリーズの包丁をもう一本買ってきて、自分が研いだ包丁と新品の包丁でどっちがよく切れるか比べてみよう。古い包丁でもうまく研げれば、新品よりもよく切れちゃうんじゃないだろうか。
切れ味を比べるのに使用する食材はネギをチョイスしてみた。ネギってうまいよね。
まずは新品の包丁から。
うん、さすが新品。100円包丁でも野菜くらいだったら充分に切れるね。
続いては自分で研いだ包丁。きっと新品同様、あるいはそれ以上の切れ味になっているはず。
だめだ。全然包丁が進んでいかない。これでも研ぐ前よりはだいぶ切れるようになったのだが、新品の包丁に比べるとイマイチ。
先生の「今日1、2時間習ったくらいでプロみたいになれるとは思わないでください!」という言葉が頭の中を駆けめぐる結果となりました。
奥が深い。
体験学習が好き
包丁研ぎのやり方そのものは、100円ショップで買った包丁の箱にも書いてあるし、ある程度はしっていたつもりだったのだけれど、その道のプロに習いながら自分の体を動かしてわかっていく行為は、やっぱり圧倒的におもしろい。
「しっている」と「わかっている」っていうのは全然違うんだなと再認識した一日だった。その先にある「できる」っていうのをめざして、これからもシャカシャカといったりきたりやっていこうと思う。