新宿駅前にあるアルタビルの壁面はアルタビジョンという大画面のディスプレイになっている。 お昼のテレビ番組で毎日映されているので東京にお住まいじゃない方もご存じだろう。 しかし、そのアルタビジョンがタッチパネル方式になっているというのはあまり知られていない。 今日は実際にタッチパネルを使用した様子をお伝えしよう。
(工藤 考浩)
アルタビジョンって?
世界一の乗降客数を誇る新宿駅、その新宿駅の東口を出た目の前にあるのが新宿アルタである。 お昼の長寿番組が生放送されているスタジオがあるのも、この新宿アルタだ。 このビルの正面壁面にに大きく掲げられている大型ディスプレイがアルタビジョンなのである。
アルタビジョンは600インチ
アルタビジョンの大きさは、よこ13m×たて7.4m。畳の大きさで換算すると約60畳もあるという。 三菱電機製のオーロラビジョンという製品で、LEDを利用した国内最大級のハイビジョンディスプレイだ。
一日17万人が見るアルタビジョン
乗降客数世界一の新宿駅の前だけあって、一日におよそ17万人がアルタビジョンの前を通行するという。 お昼の生放送の番組内でもアルタビルの外観の映像が流されるので、アルタビジョンの画面を目にする人はかなりの数になるだろう。
アルタビジョンはタッチパネルだ
日本中の人に知られたアルタビジョンが、タッチパネルになっているというのは、あまり知られていない事実である。 その事実を証明するために、さっそく実際にタッチしてお見せしよう。
タッチパネルでしたよ
ご覧いただいたように、アルタビジョンはタッチパネル方式になっていた。 雑踏の騒音にかき消されがちではあるが、指でふれると「ピッ、ピッ」という操作確認の電子音が聞こえる。 本来なら画面にメニューが表示されるはずだが、誤作動防止のためだろうか、キーロックが掛かっていたようだ。 メニュー画面をお見せできなくて残念だが、たしかにアルタビジョンはタッチパネルになっていた。