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ひらめきの月曜日
 
犬ぞりレース観戦

■ワンちゃんがいっぱい

観戦に来た人たちも愛犬家が多いのか、ペットのワンちゃんを連れている人が多かったので、声をかけて写真を撮らせてもらった。

犬好きとしては、犬ぞりレースも楽しいが、応援に来ているワンちゃんたちと触れ合うのも楽しい。
レース前のそり犬に触るのは気が引けるが、応援しているだけの犬なら、一声かけて触らせてもらいやすい。
それに大型犬ばかり見ていたので、小〜中型犬のサイズにホッとする。

ちなみにそり犬以外に愛玩犬を飼っている出場者もチラホラ見かけた。愛玩犬たちはレースのあいだ、車中で待っているようだった。

大きなピレネー。そりを引くパワーは十分にありそうだけれど、応援だそうです。
大きな犬ばかり見ていたので、ホッとする大きさ。 こっちは小さすぎて不安になる、寒そうにしていたチワワ。
そり犬と同じように車に繋がれていたダックス。まさか君、そりは引かないだろうな…。 駐車場の隅で、フリスビーの見事な技を披露していたボーダーコリー。

関係ないけど会場内では「人ぞり」もたくさん見た。家族連れが多いのでアットホームな雰囲気。

 

■慣れてきたので、そり犬にアタック

昼休みを挟んで2時30分を過ぎると、ほとんどのレースが終わっていた。

レースの運営は、スタッフや出場者が助けあって、かなりスムーズ。スケジュールが前倒しで進んでいき、皆さんの手際の良さと、出場者同士の連携が光っていた。

朝からずっと会場にいたので、私もずいぶん場の雰囲気に慣れてきた。
そり犬の飼い主の方に「ワンちゃん触らせてください」と声をかけると、皆さん快く「いいですよー」とのお返事。

いざ触れ合ってみると、そり犬たちはかなりフレンドリ〜!
レースが終わった後だからか、朝より興奮している犬も少ない。
体が大きかったり、顔つきが精悍だったりして怖そうだが、実際にはなつっこくて非常にかわいらしい。
密かに期待していた、たくさんの犬に囲まれてモフモフするという野望もかなって大満足。

ずっとおまえをモフモフしたかったのだ〜。
最初からこうやって触らせてもらえば良かった。みんななつっこい。
まだ6ヶ月だというワンコたち。若いのではしゃぐはしゃぐ。ウハウハだ。 すぐにひっくり返って「降伏のポーズ」をしたワンコ。見た目は強そうだが気は弱いらしい。

 

■そして閉会式

レースが終了した後、フェンスやテントを片付け、閉会式が始まった。
今日はずっと晴天だったが、閉会式が始まる頃に雪が降り始めたのが何だかドラマチック。

閉会式の頃にはそり犬たちもほとんど車の中に入れられて、会場をうろついているのは人ばかり。

出場者の皆さんが円になって集まり、スタッフの司会で、各種目の上位3位までが表彰されていた。ちなみに賞品はドッグフード、もしくは犬のおやつだった。

顔見知り同士という出場者の皆さんは仲がよく、お互いを祝福したり、入賞した人にふざけて雪玉をぶつけたりと賑やか。

話を聞かせていただいた田上さんもご夫婦で入賞していた。おめでとうございます!

田上さんは3位、奥さまは2位入賞だった。
優勝者(中央)に、雪玉を投げて祝福!ノリの良い皆さん。

■人と犬の仲間たちの連携を見ました

実際に見てみた犬ぞりレースは、勝負の真剣さもありながら、アットホームな雰囲気もあり、楽しく観戦できました。

犬ぞりレースに参加するためには、大型犬をたくさん飼い、日々練習をするなど大変なことだと思うのですが、犬ぞりにはそれを越えるくらい楽しいことがあるのだろうな…と思います。

春が来たら犬ぞりレースはしばらくお休みですが、マッシャーとそり犬たちの練習はまだまだ続くのでしょう。
とりあえず、皆さんお疲れ様でした。

おつかれ〜。

 
 
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