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東急メディアコミュニケーションズ


ちしきの金曜日
 
廃止で賑わうブルートレインの様子

九州区間を牽引するED76電気機関車

 

内部の様子

今回、行きに乗ったのは
B寝台一人用個室「ソロ」というタイプ。

中はこのようになっている。

B寝台1人用個室「ソロ」。
扉を開けるといきなり階段がある。
階段を登ると、こういう空間。
扉側。出入りする時はベッドを上に持ち上げる。
(オンマウスでベッド上がる)

写真だと狭苦しく見えるかもしれないが、これがなかなか居心地がいい。特に、窓に対して平行に寝られるのがとてもよかった。

持ち込んだ荷物を広げれば、明日の朝まではもう、ここが自分んちという感覚。

寝たところ
途中からずっと電気を消した状態で物思いに耽っていた。不思議な気分に浸れる。
そういえば、私が子供の頃、
ブルートレインといえば憧れの列車だった。
コロコロコミックなどのマンガ雑誌でもブルートレインの特集が組まれるほど人気があった。

それから時代は変わり、長距離の移動はすっかり飛行機が主流に。ブルートレインは時代遅れとも言われるようになったわけだが、こうして乗ってみると昔憧れていた理由がなんだかわかるなぁ。

 

車内を探検

さて、他のタイプの席はどうなっているのか、
ここで少し車内を探検してみよう。

私が泊まったB寝台1人用個室「ソロ」の通路は狭く、
人とすれ違うのはかなりギリギリ。
こちらはB寝台開放。
通路部分に折りたたみ式の小さいイスが付いている。(子供が座ってるやつ)

小さな子供もけっこうたくさん乗っていて、みな楽しそうにしていた。

ひとつのパーティションに4人寝られる。グループ旅行ならこっちが楽しそう。
2段ベッドの上はこんな感じ。(2階にも窓があったら良かったのに)
A寝台個室「シングルデラックス」
共用スペースのロビーは宴会になっていた。
特急券だけ乗れるレガートシート。座ったまま寝る。

写真だとけっこう空きがあるようにも見えるが、始発からではなく途中から乗車する人も多いから。またシングルデラックスの個室の写真は、A寝台の廊下でくつろいでる人に声をかけて撮らせてもらった。

連結祭り
Jリーグ「サガントス」の、佐賀の鳥栖。

21時48分。
鳥栖駅にて、熊本からやってきた寝台特急「なは」と連結し、そこから先は「なは&あかつき」となって京都まで向う。

連結作業の為、ここで20分ほど停車するので、私も列車を降りてその様子を見に行った。するとそこは、ちょっとした“祭り”のような騒ぎになっていた。

ホームに群がる群衆

「あかつき」は鳥栖駅についたところでいったんドアが開くのでそこで降り、急いで「なは」が待っているホームへと走るとこの連結祭りが見られる。と、さきほどのナガノさんに教えて頂き、その通りに行動。

先に到着し、スタンバっている寝台特急「なは」。
そこに長崎からやって来た「あかつき」が連結する。
一体どこの祭りだ?という騒ぎ。
大勢の人が怒涛の勢いでシャッターを切る中、連結作業を行うJR職員。
(一体どんだけ注目されてる作業なんだ。。)

 

ワッショイワッショイ!

JRの作業員のかたにとっては毎日やってる、わりと地味目な作業(だと思う)。それにこれほどの注目が集まるところがなにやらすごい。このワケのわからなさはまさに祭りではないだろうか。

さらにここで、佐賀在住の知り合い(女性)が鳥栖駅のお弁当を買ってホームまで持って来てくれた。なんて親切なんだ!というかこれまたワケがわからない。

彼女はお父さんが元JR職員という血統書つきの鉄子(女性鉄道ファン)。そして彼女もまた、鉄道の話になると驚くほど親切なのであった。

鳥栖駅・中央軒の焼麦(シャオマイ)弁当。

ちなみに、そもそもどうして駅弁を買ってきてもらうような話になったかと言うと、「あかつき」には車内販売が無いから。また時間的に駅の駅弁販売コーナーも閉まっている。もちろん憧れの食堂車は付いてない。

駅弁ありがとう〜

つまり乗車前に買わなければならない。
でもせっかくの長旅だし、長崎駅以外のものが食べたいなぁと思っていたら、買って持って来てくれるというのでお言葉に甘え、お願いすることに。

ブルートレインには、人を親切にさせる魔力があるのだろうか。
彼女もまた連結祭の輪に混じっていた。

「なは」の車内も探検
「なは」のボディ。かなり痛んでいる様子が見てとれる。
せっかくなのでここから接続された「なは」の車内も探検。
「なは」のB寝台個室「ソロ」
「なは」のB寝台二人用個室「デュエット」
「なは」の外観はかなり痛みが激しく、年季が感じられたが、内部は「あかつき」よりもむしろ良い感じ。「なは」もまた、3月14日をもって廃止となる。

 

機関車付け替え祭

関門海峡をまたぐ門司駅と下関駅でもちょっとした祭りがある。「機関車付け替え祭」だ。

九州とそこから先では電気の方式(直流/交流)が違うため、ここで機関車を付け替える。この様子を見ようと、再び祭り状態になるのだ。

九州の玄関口・門司
0時12分、門司駅。雨も降っている。

門司駅到着の時間は本来なら23時31分。が、この日は事故で列車が遅れ、0時8分に到着。しかも雨。

にも関わらずこの人だかり。みんな熱心過ぎではないのか。

こんな状況でもホームには人だかり
関門海峡を渡る時のみ、ピンクのEF81が登場
下関から先は直流電気用のEF66が牽引
再び激写タイム

 

 
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