■危険だけど、だがそれが却って良いんだよ
危ない危ないとはいえ、ピッケルとかザイルとか必要な本当の冬山に行くので無ければ大丈夫。低山ならそれほど大きな危険はない。
感覚的には、
「冬の2000m級の危険度≒夏の3000m級の危険度」
であり、
「冬の1000m級の危険度≒夏の2000m級の危険度」
くらいだろうか(※1)。大体夏山よりも標高1000m分危険が高まる感じ。
という事は!夏に3000m級の山に登るのと同じくらいの楽しさ(※2)が、奥多摩あたりの2000m以下の山で味わえるということになりはしないだろうか。遠くまで行かなくても、東京の山でも十分に楽しい山歩きが出来る!
大体、危険度と楽しさは比例するのだ。危険な女は危険だから魅力的で、素敵だからハニートラップにかかる訳だからだ。
つまり、適度に危険な冬山は魅力的で素敵なのだ!これはまんまとハニートラップに掛かってその快楽に溺れるしかない!
さて、では次のページから実際に雪山に行ってきた記録をご覧いただこう。どの山も非常に楽しくて鼻水が止まらなかった。読んだらきっと冬山に行きたくなること間違いなしだ。さぁ、冬山装備を整えて山へゴーだ(※3)。
※1・・・厳密には高さだけじゃ比べられないけど。ルートにもよるし。
※2・・・標高が高い山は夏でも涼しいし登った時の嬉しみが大きいので楽しい。
※3・・・もし本当に行く時は死なないように注意してね。装備とか計画とか経験とか。 |