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ひらめきの月曜日
 
なんでも昆布じめ

いいツマミばかりです

やっと1日が経過した。昆布が全体的にシナッとしており、漬物でいえば「よく漬かってるなー」といった状態だ。恐る恐る剥がすとネバーと糸を引く物もある。

「よしよし」とつい顔がニヤついてしまう。(腐ってるんじゃありませんよ。昆布特有の粘りですよ)


大根はパリパリに。昆布風味がおいしく、ほぼ漬物。
何も味付けしなくてもおいしくなった豆腐。どこか遠くで
味噌汁の風味が。
これは私の知ってるちくわとは別物ですよ! こんな豪華な味のちくわ、食べたことないです。
ちょっと固くなったものの、味がギュッと濃縮。ビールじゃなく、ちびちび日本酒が飲みたくなる枝豆。
普通においしい油揚げ。ああ、これも遠くで味噌汁の味がします。
醤油不要。このまま酒のツマミとして食べ続けたい一品。なんだかコクが増すんですよ。
もちもちうどん。これは麺じゃなく餅だな。このままいくらでも食べられそう。
半熟すぎて黄身が潰れ、なんとも言われぬ見てくれに。

が、潰れた黄身に昆布の味が加わって、これがたまらんことになってました。

いやー、どれもこれも予想を上回るおいしさへと変化した。昆布ってスゴイ。何も味を付けなくても十分にウマイところが素晴らしい。これに醤油をチラリと垂らしたら、もはや最強だろう。

 

ある意味、冒険へ

うま味の元となる昆布だもの、こういう結果になるのは当然だったかもしれない。おいしいのは嬉しいが、その喜びはオッズが1.2倍の競馬に勝った程度のものとも言える。いまいち面白味がないのだ。

もっと「へー、こうなるんだ!」という、素直な驚きと感動を得たいじゃないか。せめて20倍くらいのレースに勝ってみたい。

ならばどうするか。また昆布じめを作るのか。いいえ。もうしめません。今度は焼きます。豚を。


豚といったら、昆布との相性は抜群ですもの。
さらに油と馴染むことで、うま味が増加するハズだもの。

20倍の馬券を求めて出かけたつもりが着いたら競艇場だった、みたいなことになっている。競艇なんてやったこともない。そんなことより「なんでも昆布じめ」という記事のタイトルを逸脱しすぎてやしないか。でも、ちょっとは面白そうだ。いいや、焼いちゃえ。

そんな、ごくごく軽い気持ちで焼いてみたところ…。


これが!
素晴らしくおいしい!

昆布のうま味が豚に吸収されて、なにやらとんでもなくおいしい豚が焼けた。調味料を加えてないのに、どうしてこんな味になるんだろう。特に脂身が甘くてうまい。とっても上品な豚だ。これはビールよりも日本酒に合う気がする。

豚を食べ切ったとしても、残った昆布がまたイケる。


これだけでいいツマミです。

ビバ昆布

「ロシアでは昆布のことを海のゴミと呼んでいる」と聞いたことがあるが、とんでもない話だ。ローカロリーで減塩が可能で繊維質もタップリときてる、そんな言うことナシの食材をゴミ扱いとは。

ま、そんなことに腹を立てるまでもなく、昆布じめはどれもおいしかった。昆布じめにするのが面倒なら、焼いてしまってもいいのだ。もちろん煮ても。蒸しても。

昆布って、こんなに万能だったんですね。

しめた後の昆布を煮れば、立派なおかずになるところも素晴らしい

 
 
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