京都の老舗中華レストラン『東華菜館』へ
ここから一気に京都に飛びます。
京都の中心部、四条河原町の鴨川のほとりに建つ一軒のビル。東華菜館というレストランがあるのだ。それほど高くない価格で本格北京料理が味わえるということもあって、地元の人に人気らしい。
写真を見て分かるように建物の外観も素晴らしく、ヴォーリズという著名な建築家が建てたものらしい。
参照-W.M.ヴォーリズ(Wikipediaへのリンクです)
北京料理も建築も興味深いが、僕の一番の興味はそこじゃない。エレベーターだ。
1926年のオープン以来、お客さんを運び続けている現役のエレベーターがこの建物にはある。
東京で言えば奥野ビルのエレベーターも古いが、ここまで完璧に当時のまま残っていて、かつ現役で動いているものは少ないだろう。お店のオーナーによると、このエレベーターに乗るのが楽しみでここを訪れる人も少なからずいるようだ。僕のようなエレベーター好きがほかにも居ると思うと心強い気分になってくる。
じっと見ていると、この箱がどこか夢の世界に連れていってくれるような気分になるのは僕だけだろうか。テーマパークのアトラクションと同じ構造かもしれないが、大人を酔わす何かが蛇腹式エレベーターにはあると思わないか。いや、思う。(断定)
参照-奥野ビル(リンク先下部。サイト内の過去の記事へのリンク)
|