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土曜ワイド工場
 
銅像と目を合わせたい

●銅像と目を合わせるための2、3の方法(基本編)

はい、それでは今から銅像と目を合わせる実践に入っていきますよ。急に口調が変わってしまいましたが、ハウ・トゥーっぽくしようとしたらこうなりましたよ。料理の土井善晴が語り手とでも思って読んでいただければ幸いですよ。
ではさっそくゴボウのささがき、じゃないですね、街中の銅像たちとどんなふうに目を合わせていくかを一緒にみていきましょう。最初はだれでも簡単に目を合わせられる岩手ローカルな銅像を紹介していきますよ。まずは、彼です。


「どうも、宮沢です」


岩手ゆかりの文人といえばやはりこの人、宮沢賢治ですね。盛岡の材木町というところの歩道脇に腰掛けていて、完全に街並みに溶け込んでいます。こういったタイプの銅像とは平易に目を合わせることができますので、おすすめですよ。難易度でいうならば、小さじ一杯程度ですね。


難易度: 小さじ一杯程度


この銅像とさっそく目を合わせるわけですが、こちらに既にその写真ができあがっていますよ。


偉大な文人とみつめ合う

清原?


みてください。筆者の顔が自然にほころんでいます。目を合わせることによって、まるで隠し包丁を入れておいたかのように宮沢賢治が心の中にすっと染み込んできますね。賢治もきっとこの瞬間を待っていたんではないでしょうか。
それでは、こんな調子で銅像と目を合わせていきますよ。ところで土井善晴ってほんとはどんな感じでしたっけ? まあ、いいですか。いいですね。

 

続いてやってきたのは盛岡の商店街です。こんなところにも銅像があるんですね。そしてこんなところにある銅像は、ほとんど誰の気にもとめられていないんですね。
さて、左右をキョロキョロしながらしばらく歩きますと、


こんな通りに


いた


いました。歌人・石川啄木の少年時代の像ですね。ビラ配りをしていないほうがそうですよ。
だいたい子供というのは高いところが好きですから、それで彼もあんなところにいるんでしょう。一見して目を合わせづらそうに感じますが、おあつらえ向きに銅像のすぐ前に足場(ではない)がありますから、あそこにのぼってしまえば解決ですね。こういった動きは基本になりますから、難易度は、落とし蓋といったところですよ。


難易度: 落とし蓋
「蟹とたわむれたっていいじゃないか」

あんまり愛嬌がない顔だったので無邪気な台詞をしゃべらせてみましたよ。それでもぜんぜん無邪気にならないのは、その言い回しがえなりかずきを想起させるからかもしれませんね。気をつけましょう。
基本編はここまでですよ。たったこれだけでも、友だちが増えた気がしますね。

 

<基本編のまとめ>

  • 見慣れた銅像も顔をみると初対面に感じる。
  • 銅像は白目しかないものが多いから怖いなあと思っていたが、黒目がある銅像のほうがじつは怖い。
  • ビラ配りの人に撮影をお願いして仕事の邪魔をするのはよくない。

ビラ配りの人はカメラをぼくに返すと遠くへ行ってしまいました。まだチラシ残ってたのにすみません。


 

 
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